アパッチ騎兵隊

劇場公開日:

解説

エル・ベア・プロの西部劇で、アパッチの酋長と混血娘の物語。ジェラルド・ドレイソン・アダムスの脚本を初顔のレジナルド・ル・ボルグが監督した。撮影はウィリアム・マーギュリース、音楽は「蛮族の恐怖」のレス・バクスター。「全艦発進せよ」のレックス・パーカー、ジョーン・テイラー、ベン・ジョンソンなどが出演する。製作ハワード・W・コッチ。

1957年製作/アメリカ
原題:War Drums
配給:昭映フィルム
劇場公開日:1960年4月22日

ストーリー

アパッチ族の酋長マンガス(レックス・パーカー)は、メキシコ人匪族に捕らえられていた混血娘リーバ(ジョーン・テイラー)を救った。酋長の友人である白人開拓者ファーゴ(ベン・ジョンソン)は、美しいリーバに魅せられ、ライフル一挺と引き替えに彼女を妻にしたいと酋長に提案した。だが、勝気な彼女が気に入ったマンガスは、砦に帰ってリーバを花嫁にすると一族に宣言した。そして反対する2人の長老を決闘で倒し、正式に彼女を妻の座に迎えた。その頃、ダッチ・シャーマンをはじめとする無頼の白人たちが、インディアン居留地に入りこんで金鉱探しを始めた。彼らは、居留地外に退去を求めたマンガスに乱暴をはたらいた。怒ったマンガスは一族を率いて一味を皆殺しにした。この事件はすぐシルバー・シティの保安官の元に急報された。白人によるインディアン討伐隊が編成された。事態が急を告げるのを知ったファーゴは、自分がマンガス酋長と話し合ってみたいと討伐隊に申し出た。が、戦いは火ぶたを切ってしまった。激戦のなかでファーゴはリーバの危急を救ったが、自らも重傷を負った。マンガスに会って真相を聞いたファーゴは、傷がよくなると軍隊に入って、なんとかインディアンと白人の間を和解させようとした。が、インディアンは開拓者集落を襲い、アメリカ騎兵隊はインディアンを追い、争いは果てしなく続いた。やがてマンガス酋長が重傷を負った。リーバは白人の町を占拠して、医者に夫の手当てをさせた。その間に、アメリカ騎兵隊は町を包囲した。休戦旗をかかげたマンガスに会ったファーゴは、リーバを守り、アパッチを自滅させぬために、マンガスに山に帰ることを心から勧めた。友情と信義のために、マンガスは町を去ることに同意した。

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