赤毛のめすカマキリ
劇場公開日:1970年12月2日
解説
LSDを飲まされた美人ダンサーの殺人行脚を描く。製作はヘンリー・H・ノバックと脚本も兼ねるサンフォード・ホワイト、監督はウィリアム・ロッラー、撮影はレスリー・コヴァック、音楽ビック・ランスがそれぞれ担当。出演は新人スーザン・スチュアート、スティーヴ・ビンセント、M・H・エバンス、ヴィク・ランスなど。イーストマンカラー、ビスタサイズ。1969年作品。
1969年製作/アメリカ
原題または英題:Lila
配給:松竹
劇場公開日:1970年12月2日
ストーリー
ゴーゴー酒場でトップレス・ダンサーをしている若い美女ライラ(スーザン・スチュアート)は虫も殺さぬ顔に似合わず、男なしではいられぬ性分で、閉店になると客を誘って父の持ち物の倉庫へしけ込むのであった。ある晩、ライラはタイガー(ヴィク・ランス)というヒッピー族を連れ込んだ。彼はライラに一錠のLSDを飲ませた。幻覚剤の強烈な作用はライラを狂わせ、タイガーの背中にネジ回しを突き立てた。死体をナタでバラバラにしてダンボール箱に詰め空き地に棄てた。翌晩の相手、精神分析医からの薬も同じ結果を生んでしまった。警察が2人の死体から男の犯行とにらみ、コリンズ(スティーヴ・ビンセント)とライアン(M・H・エバンズ)の2人の刑事が調査に当たった。手掛かりはまったくなく、次の犠牲者のトラックの運転手が見つかった。ようやく犯行現場が古倉庫であることをつきとめ、潜んでいると、ライラがLSDを飲み、男を連れて入ってきた。男が持っていたピストルを棚の上に置くと、ライラには巨大な昆虫に見え、手に取ろうとすると、男が奪い返した。それを見て、2人の刑事は男を射殺した。ライラはナタを振り上げて男の死体を切り刻もうとした。それを見て刑事は真犯人を知り、罪のない男を射ったことに気づいた。荒れ狂うライラをやっと取り押さえ、2人の刑事はLSDの恐ろしさに身震いするのだった。(松竹配給*1時間28分)
スタッフ・キャスト
- 監督
- ウィリアム・ロッラー
- 脚本
- サンフォード・ホワイト
- 製作
- ヘンリー・H・ノバック
- サンフォード・ホワイト
- ピーター・ペリー
- 撮影
- レスリー・コヴァック
- 音楽
- ビク・ランス
- 編集
- ピーター・ペリー・ジュニア
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Lilaスーザン・スチュアート
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Collinsスティーブ・ビンセント
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RyanM・K・エバンス
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Tiggarビク・ランス