「白人エリート世界の退屈さから有色人種のハーレム世界へのどこか憧れ」アン・ハサウェイ 裸の天使 masayoshi/uchidaさんの映画レビュー(感想・評価)
白人エリート世界の退屈さから有色人種のハーレム世界へのどこか憧れ
この手の社会派映画は長尺になりがちだが非常にコンパクトでアンハサウェイがまさに体当たり的にさらけ出したところも魅力の一つ。白人エリート世界と有色人種貧困世界を地理的、社会的、階級的に分断しているところも考えさせられる。有色人種への偏見的な差別を描き、白人エリート世界の退屈さから有色人種のハーレム世界へのどこか憧れる多感な若き女性の疑問をうまく表現。ただもう少し深堀して物語の結末も描いてほしかった。
コメントする