「SFではなかった」ロックアウト ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
SFではなかった
衛星軌道に刑務所がある荒唐無稽な設定。
隔離はできるかもしれないが、移送費用だけでも莫大となるだろう。
SFの見地からも、無重力を無視。
囚人達の施設占拠の際には、酸素消費を考えず冷凍保存している全員を蘇生させるというバカバカしさ。
そもそもセキュリティがザルすぎる。
最後の脱出も、
無重力なのにスカイダイビングのように外に出ると落下するし、
作業用スーツで大気に再突入できるし、小さ過ぎるパラシュートの割に
大人2名がソフトに着地、
とやりたい放題。
本作は突っ込みどころ満載で、宇宙ではなく、舞台が無人島ならオモシロかっただろうに…。
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