「最初に笑いから入って観やすい」奇跡のリンゴ エイガとエンガワ好きさんの映画レビュー(感想・評価)
最初に笑いから入って観やすい
木村さんの子供時代のおもちゃや機械の分解グセ=知りたがり屋=納得するまでとことんやる、という事が最初の数分に凝縮されていてしかもその半端無さに思わず笑ってしまう。また、動物は笑わないのに人間は笑う。笑うというのは人間だけが持つ「性能だ」と解釈したり、そういう事を疑問に思うことを「バカでない?」と言われて「そうか,おらはバカだったのか~!」と笑うシーンもなかなか捨てがたい。バイクの改造,高校の学園祭?のグループサウンズのエレキのアンプの改造ですっ飛んだり,木村秋則さんの人となりを短時間で見事に表現している。阿部サダヲ,菅野美穂,伊武雅刀,原田美枝子,山崎努など実力派大物俳優ががっちりと固めて一言一言が感動の連続。また、涙無くして観られない作品でもある。映像も美しいので観るのであれば、DVDよりできればブルーレイ版を観ることをオススメします。
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