「うーん…」伏 鉄砲娘の捕物帳 delistさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん…
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なるべくネタばれは含まないように書きますが念のためネタばれ設定しておきます。
原作は読んでません。
正直、「うーん…」でした。
無駄な演出がどうも流れを壊していた。
そこでそれ必要?というか、それで表現しきれてなくね?という感じ。
話の肝も、恋愛なのか、種族間争い(?)なのかふわふわ(一応恋愛?)していて、いろんな人間間模様は見れたがどれも感情移入する前に終わってしまい、感情の揺れ動きは激しいのだがまあまあ唐突で微妙に置いてけぼり。
シナリオ的には消化不良の映画。
BGMは、悪くはないがそれほど良くもない。途中ではいる挿入歌も、必要性を感じなかったために「それ必要?」状態。挿入歌で無理やり切ないというかそういった感情を引き出そうとしている感じがよろしくない。
しかし、色彩は綺麗な部類。
キャラの表情も力いっぱい。
キャスティングも素晴らしい。
何より信乃の佇まいがカッコよかった。
だけに、惜しいな、と思ってしまう作品。
「きっと製作者はジブリが好きなんだろうなあ…」
と。終始感じられます。
静と動をジブリから学んだんだろうなあ…。
1回見たらそれで十分。
ごちそうさまでした。
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