劇場公開日 2012年7月21日

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「神でわ ない」ローマ法王の休日 "Auggie" Wrenさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0神でわ ない

2014年3月24日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

永い歴史で築かれた伝統は演劇的要素が多く含まれていると思う。
時代が変われば人間も変わる。環境も変わる。主義も変わる。だのに変わらぬ伝統を貫くのであれば、「これはこういうもの」という割り切り/思い込みが必要になってくる。信仰も国技も、その世界に則って、疑問なんか抱かずに演じ切らなければ成立しない。そして、その世界の伝統が重ければ重い程、人は全身全霊で浸れるのだ。

西洋歴史上最重要と言っても過言ではない Vatican に人生を捧げた男。法王に選出されるという“衝撃”の所為で、思い込みが解けちゃった。そりゃあ何から何迄が ? で埋め尽くされちゃう。そもそも自分は そんなに立派な人間なのか?? 普段すんなり出来ていた事すら普通に出来ない。

自分の役所は、自分で信じてあげなくちゃ。
信念とは また別の糸。切れたら嗚呼 恐ろしい。

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"Auggie" Wren