「想像に任されるところが多い映画」ローマ法王の休日 トリシアさんの映画レビュー(感想・評価)
想像に任されるところが多い映画
敗因のひとつは私にチェーホフの作品内容知識が無かったことですが
それにしても「想像に任せる」部分の多い映画だったと思います。
よく言えば「説明的でない」ということなのでしょうが
何故その行動に至ったのか、その行動によってどんな答えを得られたのか。
という「過程」と「回答」くらいは明確に示してほしかったです。
いつの間にかこうなって、いつの間にかこういうことをはじめて
ただふらふらと時間が流れて、結局答えは出ずすっきりしないまま終了。
私にとってはそんな映画でした。
美しい建物の美しいカーテンに彩られたからっぽのバルコニーが
この映画そのものを表現していたと思います。
ヴァチカンの風景は美しかったです。
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