「これは学校で上映すべきだ(`・д・´)9m ビシッ!!」先生を流産させる会 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
これは学校で上映すべきだ(`・д・´)9m ビシッ!!
まずこの「先生を流産させる会」というタイトルの凄さ∑(゚ω゚ノ)ノ
これだけで「どういう映画だ?」と目を惹くこと請け合いです(゚∀゚)
まず驚いたのは、あんなに明るくて綺麗な画面になってること(゚д゚)
かなりどんよりとした画面で作るのかと思いきや・・・
その鮮明な画面でひどいことが実行される過程が逆に恐い(・・;)
これは見事ですよ!!
出演してる役者では有名な人はいないけど、とにかく計画を実行する女子生徒、サワコ先生、そしてモンスターお母さんは演技力すごい(゚д゚)
特に先生役の女優さんは眼力と表情で全部持ってく感じが良かったな~(∩´∀`)∩ワーイ
この映画じゃ男は全くと言っていいほど役立たずで「可もなく不可もない」存在。
サワコ先生の旦那も生徒の父親も出てこない。
出てくるのは役立たずの男性教員だけいざと言うときに男は役に立たないと言われるが(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
それにしてもあそこまで執拗に先生を流産させようとする情熱と言うか執念は一体何なんだ??ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
この生徒の母親だけ出ないのは・・・何か問題があることを匂わせてるけど、兄弟姉妹も流産しちゃったのか、あるいは堕胎したのか・・・もう色々背景をかんぐってしまう(・・;)
ラストの「なかったことになんて、できないの。」の台詞には思わず泣きました( p_q)エ-ン
俺は生まれた時双子で兄貴の方は死産だったからもう尚更心に沁みますわ。
それでも生徒を守って教育をするという教師の鑑みたいな人だなこの先生は(;´∀`)
尚もとどめを刺そうとする腕を握って「・・・満足した?」と言って睨みつける表情には狂気すら感じるガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
このシーンでもそうだけどラストの水子供養の場面ではどこかすっきりしたような印象も感じる。
思春期に誰でもある性に対する得体の知れない気持ち悪さ、不気味さ、不快感を体現したみたいな映画だな~( ´ー`)フゥー
この映画全体から伝わってくる不気味さが思春期という訳の分からん状態なのかなとも感じますな(・∀・)イイ!!
さらに個人的なことを言うと、昔学校で臨時の講師をやってた頃のことを思い出した(゚∀゚)
最初の頃生徒に強く言えなくて困ってた頃の心境が蘇って色んな意味で「俺の映画」だと思った。
ただちょっと気になるのが、サワコ先生いくら何でも気丈過ぎると言うか超人的過ぎる(⌒▽⌒;)
普通あれだけやられたらしかるべき処置をするでしょうに~σ(^_^;)
強さが前面に立ちすぎててくじけなさ過ぎるのがどうしてなのか、そこは説明があっても良かったんじゃないかなと。
でもそんなことはこの際どうでもいい!!!ヽ(`Д´)ノ
これは是非とも学校で上映会をすべきだ(`・д・´)9m ビシッ!!
それも父兄同伴で(゚∀゚)
別にR指定ないし大丈夫なはず。
生徒、教師、保護者の3者がそれぞれの醜さと駄目さ加減をまざまざと見せ付けられて反省すること請け合い(・∀・)
今の腑抜けた教育に真正面から挑んでる快作です(≧∇≦)