ファインド・アウトのレビュー・感想・評価
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低評価に屈せず見てほしい。 ※ガッツリネタバレあり
とりあえずまず、アマンダ・セイフライドの眼力が凄い。気迫も凄い。ほとんどアマンダの一人劇と言っていいくらいアマンダの演技でもたせてる。
ちなみに最近話題のセバスチャン・スタンが出演してますが、まじでほぼ出てこない超脇役なので、セバスチャン目当てなら余程のファンじゃない限り見なくて良いと思います。あんまやる気も感じないしw
青のストライプのパジャマね!ってジルにしつこく言われながら車発進させる時のあの顔、どういう感情なんだよww
エログロ虫なしで、いつでも誰とでも見られる安心設計。
なかなか緊迫感もあり、序盤からもうハラハラシーンが始まるので、ダレて途中で「あと何分?」となることもなく、楽しく見られました。ていうかそのハラハラだけで、よくわからないまま1時間もたせるアマンダ凄い。
しかし、またもや白人向けのこの画面の暗さ。どうにかならんのか!おかげでクライマックスほぼ何も見えん。主人公が何か一生懸命頑張ってたよ。
序盤の、妹モリーが着てたパジャマのくだりで、ん?本当は妹おらんのか?主人公のジルが二重人格?もうとっくに死んでるのに生きてると妄想してるとか?ジルが想像以上に異常なのか?と思ってたけど、結局はいつものアメリカ警察の無能さが想像以上に異常な話だった。
モリーが実在するなら、ジルが警察行った時、形だけでも調書すら取らないの終わってるだろ…
そんで満を持して出てきた犯人よっわw
こんなに引っ張っといてクソ雑魚すぎてビビる。まぁ犯人が誰かとか、犯人とのバトルとかは本作のメインじゃないんだろうなと。
ジルが薬を飲み忘れないよう設定してるスマホのリマインダーで訳ありげに「スマイル!」と表示されたり、モリーはアル中の問題を抱えてたはずが学校では「ヤク中」と言われたり、警察の新人も出てきた途端怪しさプンプン過ぎて笑っちゃうけど、全部布石………に見せた、ただ意味ありげに置いただけの石!
ラストのクソ雑魚のせいで評価下がってるとは思うけど、つまんないというほどかなぁ。流石にあのハラハラ感とアマンダの演技だけでも☆3を割るこたぁないだろうよ…
アメリカでは誘拐、特に未成年や女性の誘拐が後を絶たず、かといって精神病、虚言癖の人もまぁ普通にいるだろうし、警察としては犯罪なんて起こってない「と思いたい」。だから、たった一人生還したジルが頭のおかしい奴で、常に妄想で騒ぐ異常者「と思いたい」。
作中、偉ぶってた警察が新人に「大掛かりな捜査をしたのに何も見付からなかった」と語ってるけど、犯人が言うにはあの馬鹿デカい森林公園を1週間しか捜索せず、犯人どころか痕跡すらも見つけられずで馬鹿にしてたし、警察の言う「大掛かりな捜査」が実際は大したことなかったと示唆している。
確かにあの森林の中、ノーヒントで小さい洞穴探すなんて、砂漠に落とした星砂探すようなもんかもしれないが、だとしてもあのデカい森をノーヒントで1週間しか捜索しないってのは、やる気ないとしか言いようがない。しかも警察犬だのヘリだの総動員してこのザマらしい。犬の鼻どうした?
1日中監禁されてて犯人の顔も見てないなんて、というのをジルを虚言癖呼ばわりする根拠としてたけど、攫われた後は薬でほぼ気絶してた上に穴の中にぶん投げられた後は中に犯人いなかったじゃん。ていうか犯人ってそんな簡単に顔見せるもんなの?
警察が「優秀な大学生がこないだ行方不明になって探したら、恋人とランデブーしてただけだったよwお前の妹もそれだろw」と言うんだけど、確かにジルは精神病でモリーはアル中ヤク中で評判悪いせいで真面目に捜索してもらえないと捉えることもできる。実際、普段の言動が物を言う部分は大いにあるし。
でも、何なら普段どれだけ真面目にやってても、一度も問題起こさず他人に親切にしてた人でも、誰かが問題をなかったことにしたければ、何かしらの粗を探して(真面目ちゃんを演じるのが嫌になって家出した、とか友人恋人が悪い奴で唆された、とか)自分が動かなくて良い言い訳にする。動かない自分が悪いんじゃない、お前が悪いんだと言って。これをやるのは何も警察だけじゃない。被害者が悪いことにして叩き潰せば、みんな安心できる。その場だけは。
ストーリーとしては穴はあるけど、人間の心理を見る作品と思えばなかなかリアルな話だった。誰も頼れない、嘘つき呼ばわりされ突然爪弾きにあった時、どう動くのか。何もしないのか。
こういう時に信じてくれる人、自分にできることで支えようとする人、鼻で笑って突き放す人。
一見頼れる人が、一番大事な時に何の役にも立たなかったり、大して親しくないはずの人が、いざとなったら味方をしてくれたり。
最後、ジルが犯人を自分の手で処分し、やっとジルはトラウマから「解放」される。自分の手で決着をつけて漸く、犯人は絶対に、もう二度と、現れないと確信が持てた。
前にもどっかのレビューで書いたけど、被害者は「犯人が捕まって良かったね」では安心できない。犯人が生きている限り。いつ、また、あいつが戻ってくるか?自分の子供、恋人、家族が狙われるのでは?逆恨みして、釈放後にまた自分を探し出して現れるのでは?戦々恐々としながら一生を過ごす。
ジルの決着のつけ方が良いとは勿論言えないが、じゃあどう解決するのか?
実際に、逮捕された加害者が釈放後、逆恨みで一度生き長らえた被害者を殺す事件も後を絶たない。でも、大してニュースにもならない。誰も関心を持たない。誰も解決しようと思ってない。被害者が自分じゃないから別に良い。
じゃあ、もし被害者になったら、どう生きるのか?
「もう犯人も捕まったんだから、助かったんだから良いだろ、いい加減に忘れろ」と周りは言うかもしれないが、自分が被害者だったら、そんな暢気に生きられるんだろうか?
アメリカでよくある誘拐事件をベースに、こういった人間の心理を描く。実際、この作品で言いたかったことはそっちなのかなと。
この終わり方、『ザ・コール 緊急通報指令室(2013)』を思い出した…けど、公開年調べたらこっちの方が先だ!(本作は2012年)
で、真面目な話しといて何だけど、犯人を燃すシーンで
「殺さないって言ったじゃないかぁ〜」
「あれは嘘」
のコントが面白くて笑ってしまった。
ジルの返しが冷たすぎて一周回っておもろい。
犯人は、攫った女性達は全て穴の中で殺してたみたいだけど、ジルの妹であるモリーだけ縁の下に放り込んでたって…どういうこと?
ジルに逃げられた後も誘拐事件は何度も起きていたみたいだし(警察が「誘拐事件が起きるたび騒ぐ」と話してる)、警察はそれを放ったらかしでジルとモリー以外の被害者は誰も助かってないみたいだけど。
逃げ延びたジルをコーヒーショップで偶然見付けて…あるいはジルが精神病院から出てくるのを待ち、わざわざ探し出して、ジルを誘き出すために、わざとジルが不在の時にモリーを狙った?
なぜモリーだけは攫わなかったのか。ジルを誘き出すためにしても、別にいつま攫ってるなら攫ったって良くね?ジルを誘き出すのが目的だから、余計な人数増えるとバレやすくなるからとか?同時に2人はムリ!的な…犯人ショボかったし…
ここはほんと謎。
犯人的には、無能過ぎる警察に苛立っているようにも見えたし、自分の存在をジルの「妄想」で済まされたことが気に入らず調子こいて存在アピールしてきたのかなと思うし、ストーリー的には恐らく、最後の最後までジルの妄想(自作自演)である可能性を引っ張りたかったのかなーとは思うけど(自宅の縁の下ならジルがモリーを…の可能性を作れる)。
評価悪いですが(2025年10月現在☆2.9!?)、散々警察に虚言呼ばわりされ見下されてきたジルが、モリーが見つかって「妄想じゃ説明つかねぇ!マジで誘拐だ!」とザワつく警察に「全部私の妄想だから、犯人なんていねーよw」で押し切るラストが結構好き。
お前らがそう言ったもんね??という無能警察に対する皮肉。言われた時の警察の「あ…えっと…」の顔も面白い。そりゃ、何も言えんわな。
ジルは最後まで、頼れる存在であるべき警察を信じないし頼らない。虚言呼ばわりされるジルが、自分の意思でどんどん嘘をついて情報を得て、自分の力で全てを解決する。ここがキモなのかな。ジルが最高に力強い作品だった。
監督…か脚本家が、犯罪を減らそうと努力もしない警察、ひいては国をかなり強く皮肉ってるようにも感じる。
アメリカ映画、たまにこういう「殺っちまったけどクズだから良いよね?」のラスト出してくるけど、世間の評価は絶対賛否両論になるとわかってるのに定期的に出してくるってことは、内心「殺ったれ!」と思ってる人多いんだろうなぁとか思ってしまう。私刑を望む人が多いくらい、日本より更に警察が無能だし上層部が腐ってるんだろうな。
ちなみに我がレビューを投稿したおかげで現在の全体評価は☆3.0になったことをお知らせします。
ラストで台無し
ラストに行くまでは面白くて期待値が上がる
ところがラストがひどい
犯人を殺したから妄想ってことにしようとするのが無理がある
妹を生かす犯人も意味がわからない
なかなかの駄作でした
ラストが良ければ名作になりえたのにもったいない
出来の悪い脚本
アマンダ・セイフライド目当てに配信にて鑑賞。かつて誘拐されたトラウマから抜け出せない主人公が同じ犯人に誘拐されたであろう妹を探すサスペンス。
自分が誘拐された事実を信じてくれない警察、精神科で治療した経歴から妹の誘拐も妄想でかたずけられ、やむなく孤立無援の中で妹を捜索。果たして誘拐は彼女の妄想なのかあるいは。
警察に追われながら妹を探す主人公。ただ、特に結末に至るまでサスペンスとかもなく、伏線もこれと言ってちりばめられず、淡々と物語は進行する。
ストーリーテリングがうまくなくて、正直退屈な内容。これは結末にどんでん返しが予定されてるのではと期待しながら我慢して見続ける。
主人公は誘拐された過去以外に本編でその生い立ちやらが語られず、妹以外の家族関係についても語られない。もしかしてこれは事件のショックで記憶喪失になった彼女に対して荒療治でもって直そうという落ちなのか。実は妹もグルになって、過去の誘拐のショックに向き合わせようという。
と思ったら、やはりあやしいとされた人間がそのまま実は犯人だったという、なんのひねりもない落ち。ひねりがあると思わせて実は何のひねりもないというある意味驚愕のラスト。途中でいなくなった新米刑事とか落ちに絡んでくるかと思いきやそれもなかった。
私のようにアマンダ目当てに見に来る馬鹿な観客を狙った安物の映画。配信でも退屈な内容だった。
登場人物みんなが怪しく見えてきちゃいました(笑)
捜査が進まないと警察は被害者のことまで疑っちゃうんですからね、「本当にそんな目にあったのか?」なんて感じで。 捜査を進めるというのは想像以上に大変なのでしょうが、主人公の女性が護身術学んだり、自分で森を調べに行っちゃうのがすごいなと思いました。 最後犯人を倒した後、警察に「犯人なんかいないわ、私の妄想なんでしょ?」みたいなことを言うのが面白かったです!
タイトルなし(ネタバレ)
ジルも犯人も頭脳プレイ一切なしの行き当たりばったりなのがちょっと気になった。
ジルはこれでいいとして犯人の方はおびき寄せたいならもう少し賢くやらないとこんなの辿り着けたの奇跡でしょ。
新人刑事は絡んで来そうな雰囲気出しときながら全然で「え?」って思ったけど徹底して誰も信じないのは逆に良かった。
どーせ妄想だからね!って最後嫌味まで吐いて清々しい。
アマンダ・セイフライドを愛でる作品としたら申し分無いかと。
かなり御粗末な犯人でしたが、犯人のもとに至るまでの過程はスリルが有り、それなりに楽しめました。
登場する人物が皆何となく怪しい感じで、特に新任の刑事さんなんか見るからに怪しそうだったのに、犯人は誰とも全く関係が無かったのには、かなり驚かされました。
これは製作側の思惑だったかもしれませんが、もう少しインパクトの犯人ともう一捻りあったら(ラスト自体は悪くなかったのですが…)最も面白かったような気がするだけに、少し残念でした。
それにしても、あれだけの嘘を澱みなく吐けるって事は、頭もかなりキレるという事だと思いますので、諜報部員や警察、探偵、詐欺師…等になれば大成しそうな感じですね(;^_^A
アマンダ・セイフライド、タイムの時は目が大きくて可愛い女性だと思っていましたが、今作品の中ではシーンに拠っては、微妙に怖く感じたりしたのは演技のせいでしょうか?
現実感を感じます…。
実際に起こっているor起こりそう
信じない警察、動かない警察、広いフィールド(見つからない感)
でも、実際、警察や精神病院サイドから考えると、そう判断するよねぇ〜的に考えられなくもない組織のしくみみたいなイライラ感…
これらが良い感じで配合された作品と思います。
ただ、犯人対決があっけなかった感があります。
自分は序盤では新任の刑事(パワーズだったかな?)
も疑ってましたが…。
犯人の姿が出るまでの犯人像は良い感じだったと思います。
もう少し犯人のインパクト&サプライズ感あってもよかった?
最後のジルの台詞もまぁ、ある意味、意味深で良かった。
娯楽映画としてなら楽しめました。
アマンダ・セイフライド主演ということに興味を惹かれて、BDを借りて見ました。
なんというか、クライマックスまでは展開を速いし楽しめたんですけど、ラストがちょっと問題アリだと思います…。
その理由として、
観る前は、
過去に主人公を連れ去った犯人と再び対峙する主人公の話
だと思っていましたが、実際は、
妹を救出したい主人公と、主人公を全く信じず主人公の邪魔ばかりする警察の話で 犯人はそのオマケ
という話でした。あんまり顔が映らないので、犯人が誰なのかもよくわからず。
見終わった後、「えっちょっと待って!犯人誰よ!!?」って感じになると思います。
でもまあ、暇つぶしに見てみるか〜程度なら、楽しめるんではないでしょうか。
オススメするほどではないですけどね。
真の"悪役"、警察だったね。
意外性があるわけでも魅力があったわけでもないけど、最後に警察へ吐き捨てるのは胸がスッとしたから良かった。でもほんとそれだけだった。しばらくしたら本編のほとんど、忘れてるかもしれない気が。
嵌められた
最初は新任の刑事が怪しいと思ったけど、全然ちがっていた。まんまと嵌められた。犯人は初めからジルをおびき寄せるために妹を拉致したんやな。警察はジルを信用せず、病院送りにしたんだからジルに訴えられたら終了だろうね。犯人とジルが電話で会話しよるシーンは中々、怖かった。犯人は何人も誘拐したのにあの倒され方はしょうもなかった。
ハラハラしながら最後まで観れました。
・ハラハラして目が終始目が離せない作品でした。
特に部屋に行く場面と山に入っていく場面は怖かった~。
・犯人は間抜けすぎ?ふつうに考えたらあの状況で山に入るなら、銃などの武器を持っていくよね・・・と思っちゃいました。
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