劇場公開日 2025年11月14日

天使のたまごのレビュー・感想・評価

全37件中、21~37件目を表示

3.0藤城清治風の天野喜孝

2025年11月17日
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贅沢ドルビーシネマで鑑賞しましたが、これはもしや大爆死案件?
荒廃した世界で環境音多くて台詞少なめ、水の中はタルコフスキー風で拘りを感じた 最近見たflowぽくもあった
ノアの方舟ベースで聖書みたいなお話なのかな
結局はたまごのいきさつのみで謎だらけのキャラクター
宗教絡み、考察の好きな人には刺さるかもしれない
根津甚八がアニメ声優なんてめずらしい

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ゆう

3.0あわや寝落ち

2025年11月16日
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鑑賞方法:映画館
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あああ

3.0内容はよく分からなかった。 幻想的な世界観の雰囲気と音楽を楽しむも...

2025年11月16日
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鑑賞方法:映画館

内容はよく分からなかった。
幻想的な世界観の雰囲気と音楽を楽しむものだと思って視聴した感じかな。

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ニックネーム

4.5卵の中身は、割ってみないとわからない

2025年11月16日
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鑑賞方法:映画館

驚く

斬新

癒される

押井守監督の舞台挨拶付き上映で鑑賞。

長年観たかった作品が、4Kリマスター版で映画館の大画面で観られるとあって、良い時代になったなと。
この作品で3年干された監督が、腐らず(拗らせはしたかも)廃業せず今も監督業を続けていてくれることに感謝。

天野喜孝の繊細な絵をセルの線画でアニメーションにしようとするなんて、ほとんど狂気としか思えないけれど、セルアニメ全盛期の、しかも超絶職人技保持者による贅沢な映像作品だった。
少女の髪や戦車などの描写についてはよく記事などで読んだけど、“魚”を捕らえようとする男たちの作画も震えが来るほど素晴らしかった。
背景のニュアンスや、水や水草の表現力も、それだけ抜き出してエンドレスで見ていたいほど。
これを、全部、手で描いたんだ、と改めて驚く。

登場人物は少女と少年の二人だけでナレーションも無く、ストーリーの説明が一切無いから観客を選びまくるけど、その分没入感はすごい。
あの世界だからこそ、置いてけぼりにされることで没入できる。
没入感とは、画面の中からこちらに働きかけること以外でも得られるものなのだ。

所々に、後々監督が自作に取り入れることになる表現が見つけられて、監督自身のこの作品に対して抱き続けている感情が読み取れるような気がする。

発売(当初はOVA作品として販売だけで劇場公開はされてない)当時は全く売れなかった、というのは、当時はアニメーション視聴世代の年齢層が今よりも低かったのもあるだろう。
観客それぞれが自分で積み重ねた各種視聴体験や鑑賞体験が、4Kリマスターとドルビーアトモス&5.1チャンネルサラウンドで鮮明に表示できるようになった映像技術と併せて、40年経った今ようやく作品に追い付いたのか。

そう考えると、この作品そのものが『卵』だったのかもしれない。

卵の中身は、割ってみないとわからないよ。

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かぼにゃん

3.0キリストが十字架背負って歩く話

2025年11月15日
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色んな資料を読み漁るとなんとなくストーリーが見えてくるのだが、やっぱりフンワリしてて意味がわからない怪作。この作品の影響で押井守はデビューにして仕事がもらえなくなったという噂が囁かれるのも分からんでもない。
全体としては天野氏の絵をそのまんま動かすというビジュアル面では最高の出来だが、それ以外がやはりどう見たらいいのか分からないので評価に困る。天野氏の絵が好きなら一見の価値は十分ある。押井守の作家性が好きでも好みが分かれる作品なので、押井作品が好きなら見ろとも言えない。
レビューがレビューにならないタイプの作品なので、評価は気にせず気になるならせっかくのリマスターだし見てみると良い。

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khgj

1.0自己満足

2025年11月5日
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鑑賞方法:TV地上波

難しい

ただ、監督の押井守1人が、作りたい作品を作った映画。
わけ分かりません

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777

4.0刺さる人には刺さる

2023年12月12日
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鑑賞方法:VOD

難しい

シュールレアリスム作品。非常に抽象的で難解。
だが美しい。制作陣の覚悟が感じられる、正に芸術作品。

刺さる人には刺さるだろうし、刺さらない人には刺さらない。
それだけ。

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Gozzi

2.5私にはまだ

2023年8月10日
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悲しい

難しい

17の私にはまだ難しかったかも。セックスして大人になってしまったのは分かった、くらいだった。雰囲気はすごく好き。戦争モチーフにしてると思ったら違うのかな?セリフは抜群に良かった。やっぱり多少のわかりやすさがないと駄目なんだなー絶対伝えたいことは良いのに。大衆受けで作られてないと思うからなんとも言えないけど。

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ぽぽ

4.0アートに振り切ったアニメ史に残る作品

2023年7月1日
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3回観ました。
1回は、20代の頃にレンタルビデオで、3年前くらいにもう1回、3回目はごく最近アマプラで。

ストーリーというストーリーはなく、純粋にアートワークを鑑賞する作品です。

全くの架空の世界が、これだけ統一されたひとつのイメージで細部まで作り上げられていることに、とても感銘を受けます。
冷たく、寂しく、奇怪で、美しいです。

天野喜孝のデザインももちろんですが、菅野由弘の音楽も、他のアニメでは類がないくらい真剣で芸術的だと思います。
あのテーマが、ずっと耳に残ります。

徳間書店がこの企画を通したのは英断だと思いました。
今ならあり得ないでしょう。

押井監督は「タルコフスキーのような映画にしたかった」という主旨の話をされているらしいですが、意外でした。
押井監督は作中でやたら長い意味深で説明的なセリフを多用する印象で、暴力描写も大好きな人なので、タルコフスキーとは全く異なる資質と感じていたからです。

ここまでアートに振り切った(そこそこメジャーな)アニメは他に存在しないように思え、やはり日本のアニメ史に残る作品だと思います。

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けやき

5.0あなたも、わたしも、すでに全くの自由を持っている。

2023年4月5日
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鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

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kei

4.0レ・ミゼラブルのコゼットみたいな絵だ。

2022年4月18日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.0考察したくなる

2022年4月14日
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鑑賞方法:VOD

難しい

あのたまごは一体なんだったんだろう
少女の命だったのか
サカナとは一体なんだったんだろう

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喜怒哀楽

3.5タイトルなし

2022年1月1日
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難解コア〜な感じだけどこういう作品はおそらく考えるな、感じろってものだから雰囲気は自分にはとても刺さった。

力や破壊を連想させる重機や軍服、また少年の行動、思想はまさに男を象徴している。
また、少女のたまごをひたすら抱いて守る姿、また少年と行動を共にする時に魅せる眼差しやなびく髪は、女らしさを象徴させる。

色んな考察が自由にできる、抽象性の高い作品だった。
また陸に漂着できなかったノアの方舟という設定、退廃的な世界観が良かった。

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キノ

4.0素朴な希望を描く少年少女向けファンタジー

2021年11月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1 作品の方法論
聖書の創世記にあるノアの箱舟のエピソードを下敷きに、さまざまな象徴的事物を織り込みながら、不可思議なSF的ファンタジー世界とそこにおける少女と兵士の夢を描いている。
多義的な象徴と象徴の組合わせで構成されているから一義的な意味を見出すことは困難で、観客によって受け取るものが違ってくる。ここに示すのは筆者の受け止めたイメージと意味を基にした論評である。

2 作品の背景
下敷きとなった創世記のエピソードは次の通り。
〈エデンの園を追い出されたアダムとイブが子孫を増やした後、世に悪が蔓延する結果となったことから、神は人を作ったことを後悔して洪水により世界を滅ぼすことにした。ただ、正しき人ノアには箱舟で生き延びるよう命じた。洪水は「此日に大淵の源皆潰れ天の戸開けて、雨四十日四十夜地に注げり」とある。
大水はその後150日間地を覆い、箱舟は漂った挙句アララテ山で止まる。水が引いたかどうか確かめるためノアが飛ばしたハトは、オリーブの若葉をくわえて戻ったため、人は洪水の去ったことを知り、改めてこの世に繁栄していく。〉
しかし本作では、箱舟は大水の去ったことを知ることができないまま何世代も経てしまい、すでに化石化した動植物の中、ただ一人卵を抱えた少女が住んでいる。
少女は洪水の去った山裾に下りていくが、そこには何故か発達した文明があり、戦車らしきものが轟音とともに走ったり、幻の魚を追う住民がいたりする。

3 さまざまなシンボルの意味するもの
鳥は希望の象徴、魚は富と幸福の象徴、卵は生命の復活を象徴している。卵を抱えて荒廃した街並みを彷徨う少女は、新たな生命を孕む可能性を身内に秘めて子供から大人に移行しつつある人間を意味する。
そこから読み解いていくと、街の住民は戦車の行進や幻想の魚の補足に忙しいが、これは戦争や富の追求にあくせくしている現代社会の比喩、「魚なんかいないのに」という少女の言葉はその批判である。
その街で生命の水や食料を得ながら歩き回る少女は、街に吞み込まれてしまうのかそれとも新たな可能性が開花するか未知数であり、結果は卵が割れるまで分からない。
冒頭で海に沈む目玉のような物体は太陽、さらに世界を照らす神を象徴している。機械装置のような形となっているのは、宗教がそもそも人間の創造物であることを示し、そこに居並ぶ像は聖人の群れである。
物語の間じゅうずっと神は隠れ、街は夜の帳に閉ざされたまま、人間は戦争や富の追求という悪に染まっている。街に雨が徐々に激しく降り注いでいくのは、神の怒りと次なる洪水の予兆だろう。

4 割れる卵と第二の洪水、そして箱舟
物語は以上のような舞台装置と登場人物を淡々と紹介した後、最後に急転し、兵士が少女の卵を突然割ってしまう。
押井が説明しているように、これは性交の暗喩であり、処女を失った少女が兵士を追って崖から転落し、水中の自分と合体するのは女性の成長と変身、つまり妊娠と出産を示している。
少女から大人になった彼女が水中で口から吐く泡は兵士の精子を受精した卵子で、それら無数の卵は鳥という希望を孕む。
他方、荒廃した街は水に沈み、恐らくはノアの箱舟のときと同じく、滅ぼされていくのである。
最後に太陽が海から昇ると、そこでは聖者の中心に少女の像が据えられている。聖人となった彼女が空から世界を照らすと、闇に浮き出た世界はあたかも箱舟のような形であり、そこには少女の産んだ無数の卵が木に抱かれて鳥の孵化を待っている。
ここに描かれているのは、たとえ世界は荒廃の中に沈んでいても、少年少女たちは未来に飛翔していく希望を宿しているという肯定的なビジョンであろう。

5 解読と鑑賞
以上のように解読してはみたが、それが押井の意図に合致しているかどうかはわからない。表現されたものをいかに受け止めるかは、鑑賞者にゆだねられているから、正解や不正解ということもない。
その上で鑑賞の感想を述べるなら、これは少年少女向けの希望のメッセージを秘めたファンタジーであり、晦渋を極めた方法の割に、そして押井にしては殊勝なことに内容が案外素朴である。映像は美しくさまざまな象徴が入れ代わり立ち代わり登場する面白さもある。
しかしながら意味を離れて観客を魅了するにはいたらないため、メッセージの名宛人である少年少女が最後まで混み入った象徴の織物の前にいてくれるかどうかは、残念ながら疑わしい。徳間書店にはお気の毒様と言っておこうw

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徒然草枕

1.0ツマラナイ

2021年7月6日
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これ以上にツマラナイ映画を他に思い付かないほど。以上。

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きねまっきい

4.5ゾッとする美しさ。

2017年5月24日
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宗教的なモチーフが美しく、そしてどことなくゾッとする感じで描かれているのが最高でした。
決して、面白い映画ではないけれど何時間でも見てれる映画です。

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