「再会と再生」天使のたまご 凪さんの映画レビュー(感想・評価)
再会と再生
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少年と少女は誓いを交わした。
鐘がなる。
少年は少女の卵=(心)を断罪する。
それは愛の暴力であるが、少女にとっては救世主とも言えるかもしれない。
少年も痛みを背負って生きていく。
手と十字架。
強い傾倒心からは、人は成長できない。
大人になれない身体は、本物を産めない。
大人になれた少女は、天使を産めた。
少女は、元々天使であったのだ。
少女は、自身の再会と共に去る。
天使を探していた少年は、出逢えたのだ。
真っ直ぐに十字架、痛みを抱え生きていく。
少年少女に関わらず、
人は成長しなければ、真実と向き合わなければ、
本物は生み出せない。
自分の天使、本来の自分を手に入れられない。
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