ナポレオン・ダイナマイトのレビュー・感想・評価
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しょーもなー
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何故かわからんけど、ニコールキッドマンが出ると思ってた。
そしたら全然出らんし、ダサくてバカな主人公がアホやし。
最後までまともに見ることも出来んくらいクソ映画だった。
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アカン、これはしょーもないわ。
【邦題『バス男』が一周回って、一番シュール!】
【邦題『バス男』が一周回って、一番シュールに笑わせてくる映画(鑑賞した人限定)】
サブタイトルは、『バス、関係ないじゃん!』である。
邦題『バス男』は、当時『電車男』が流行っていたことに便乗して名付けられたらしい。あまりにも内容とかけ離れていたため、Blu-ray&DVD発売に伴って『ナポレオン・ダイナマイト』に変更される。ちなみに「電車男」との共通点は「主人公がボンクラなオタク青年であること」くらいで、また肝心のバスも冒頭の通学シーンでちょっと出てくるだけ――そのため、発売元の20世紀FOXホームエンターテイメントジャパンが邦題について公式Twitterで謝罪をしているくらいだ。
そういうわけで、変更されたタイトルは原題『Napoleon Dynamite』の直訳『ナポレオン・ダイナマイト』。
改めてタイトルに関して「ナポレオンがダイナマイトする映画か?」と問われると答えるのが難しい。なぜなら、ナポレオンがダイナマイトするとも言えるし、ダイナマイトしないとも言えるからだ。ぜひ、真相はご覧になって確かめていただきたいところだ。
未視聴時:シュールな映画との噂を耳にする。
〜映画の第一印象〜
シュールさで大爆笑させられる映画というより、シュールさで失笑を誘ってくる類のもの。映画自体には含蓄のあるメッセージも、何かのメタファーがあるわけでもなく、ひたすらシュールさを追求したらこうなりました感が滲み出ている。ある意味、学祭で上映される映画のような雰囲気がある。
〜序盤〜
最初からこの映画が放つ低予算感が凄まじい(笑)
アニメのOPではないのだから、OPで映画に携わった人の紹介はいらないだろうと思ってしまった。これも偏見か。そんなことを思いつつも、予算がない中でOPに知恵を絞ったインスタ映え感が無駄にお洒落。最近の映画ではあまり見ないスタイルのOP。当時はこのような作品づくりが主流だったのか。あるいは、監督のこだわりか。2000年代初期の映画は詳しくないので、詳しい人に話を伺いたい次第。
それはさておき、映画に関して所々シュールな笑いを誘ってくるのはわかるのだが、笑いを期待して見ていると、「え、それで終わり?まだあるよね?」と期待してしまうことが多かった。笑い切れないというか、「結局、君は何がしたいの?」という感想を抱きがち。けれど、終始「え、それで終わり?」感が逆に笑えてきてりするからまた不思議。中途半端な笑いすらも狙っているのかと思えてくる。
〜中盤〜
白人だらけが出てくるなと思っていたら、たまにインド人。そして、黒人も出てくる。バラエティに富んだキャスティング。
中盤でも相変わらず、「え、何してるの?(笑)」感が満載。ナポレオンがポテトをもらったかと思えば、その場で食べずになぜかポケットに入れる。なんでやねん。そして、目の前のインド人はなぜそのことに突っ込まないの?(笑)さらに、授業中にポテトを食べるナポレオン。隣のいじめっ子はそれを見てポテトを欲しがるーーいや、いらんやろ、ポケットのポテト、、、終いには、ポテトを貰えないからキレるいじめっ子ーー小学生かよ(笑)どんだけポテトが欲しいんだよ!!もはや、彼らには常識なんて言葉は無意味かもしれない。今これを書いてる時ですら、ポテトのシーンを思い出して笑ってしまう。ポテト万歳🙌
〜終盤〜
主人公のナポレオンは終始ダサいのだけれど、スーツを着た時と、最後の結婚式で馬に乗ってくるシーンは激烈にかっこよかったな。あと、生徒会長選挙のダンスシーン。拍手喝采は逆に、おいおいそこまで拍手喝采になることか?となったが、それで生徒会長になれたのだから全てよし。もはや、この映画の場合、ダンスで生徒会長の座を獲得したことですら、シュールに笑いをとりに来ていると勘繰ってしまう。
〜名言〜
「もし喧嘩になったら、黙って外に出てゆっくり散歩を楽しむといい。すると気持ちも落ち着き仲直りもできる。しかもいい空気の中を歩くから健康にもいい。」
最後の結婚式のこのセリフはシュールさのカケラもない真剣なもの。この映画の中では異色のセリフ。シュールな映画の中の真面目なセリフ。これすらも狙いなのか?!
〜シュールポイント〜
・バイト先のランチが鶏のフルコース。スープを含め、何から何まで卵。生の卵を飲んだことがある人からすると、真顔で飲んでいた農場の役者に大拍手を送りたい。
・バイト代が細かすぎる件。そして、少ない。
・インド人が無駄におしゃれな泡風呂に入る
・暑かったからってバリカンで頭を丸めるか?
(途中までめっちゃ常識人だったのに…)
余談だが、牛を撃ち殺したのとおばあちゃんが砂丘で怪我のは流石にシュールな受けを狙いすぎだと感じた。
〜まとめ〜
最後まで見てみても、終始「えっ、それで終わり?」「えっ、何してるの?」「突然、どうした?」という感想ばかり抱く映画でした。
前半はBGMがほとんどなく、独特の緩い感じと圧倒的にダサい登場人物のやり取りがちょっと眠くなる感じだった。その一方で、後半にはBGMが多用されており、後半の映像はBGMの効果もあってか、見ていてワクワクするような印象を受けた。この前半と後半の手の返しようは監督のこだわりなのかもしれない。
〜総評〜
映画を見た人ならわかると思うが、一周回ってタイトルの邦題の『バス男』が一番シュールすぎて面白い。いや、バスは関係なさすぎやろ(笑)ある意味、この邦題を付けた人は天才かもしれない。いや、日本一最悪な邦題という称号は取りたくても取れないわけだから、改めてこの邦題を付けた人は本当に天才なのかもしれない。発売元の20世紀FOXホームエンターテイメントジャパンは、タイトルについて公式に謝罪をしているが、このシュールな映画においてはむしろ、『バス男』の方が笑えるし、センスの塊のような気がしてくるから不思議。
〜問い〜
・ナードとは?
▶︎ ナード(Nerd)は、英語圏で用いられる英語のスラングの一つで、ある種の特徴を持った人間の総称。「内向的」「特定分野への知識が豊富」「文化系の部活動やサークルに所属する」「スポーツに興味を持たない」「恋愛に奥手」などのステレオタイプとともに語られる。ジョックの対義語として用いられる。ジョック(英語: jock)とは、日本における体育会系に近似する概念。単にアスリートの男性を指す場合もあるが、しばしば同国の社会、とりわけ学校社会における、いわゆるスポーツマンを主とした人気者の男性を指すステレオタイプである。アメリカ合衆国の社会とりわけ学校社会のヒエラルキー(スクールカースト)の頂点に位置するジョックは、対概念たるナードとともに、米国の社会および文化の象徴の一として語られもする。
ナードという語の指す意味は一定ではなく、またアメリカ社会の構造や文化とも密接に関わっている。日本では「オタクを意味する英語圏での表現」というイメージが最も近いものの、それは典型例のひとつである。(Wikipediaより引用)
・ジャミクロワイとは?
▶︎ナポレオンのダンスシーンの音楽
初見では★3.1の評価を下したが、この映画の独特な「緩さ」と「ほのぼの感」は2回、3回見ても苦ではなさそう。振り返ると、なんか良かった映画だと思えるため、鑑賞後に評価が上がりがち。死ぬほど腹を抱えて笑う類の映画ではないのに、鑑賞後にジワジワと蘇ってくるシュールさは独特。あたりめのように噛めば噛むほど味わいのある作品である。そういった点で、また見たくなる映画といえるのかもしれない。この映画は、友達とツッコミながら見たら、一人で見るのとは違った楽しみ方ができそう。友達に誘われたら秒でもう一度見る映画といえる。なんだかんだもう一度見たいかも。
オタクの青春
ペテロの口がいつも空いてる感じとか、あの二人がどこか遠いところをいつも見てる所とか、"昔のオタク"を上手く再現されていた。
海外のイけてない人達もタックインするんだなあと、日本との共通点を見つけることができた。
この映画は小規模低予算で作られた映画なのに、日本でも見ることができるようになったのはすごいなと思った。
あまりストーリーに起伏がないけど、たまにクスッと笑えるのが良かった。
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