ゴーストライダー2のレビュー・感想・評価
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ゴーストライダー1と2バイクのエンジン
ハーレダビットソンというバイクに、乗っているニコラスケイジが、カッコイイ。
エンジンの開発者が、苦労しているとニトロでかっとびした。という伝説がある映画である。
エンジンの開発者のエンジニアを愕然とさせた作品らしい。
日産が関わっていたという噂がある。
ニコラス・ケイジのアメコミ好きっぷりが作品通して伝わります
ゴーストライダーは何でも燃やす火を全身にまとっているから一切の物理攻撃が通用せず、また土くれどころか空気や水まで燃やすという荒業を持ち合わせ、贖罪の目(ペナンス・ステア)と呼ばれるガンたれは悪人に罪の重さをそのまま倍返しするという無敵っぷり。
前作の「ゴーストライダー」では、その最強ヒーローっぷりを披露しつつ、人間ドラマと謎解きで楽しませた作品。
またバイクが変形するシーンやライダーの爆走フルスロットルを、いくぶんジョークめかして魅せつけまくってくれました。
だから今作もたっぷり期待して劇場に足を運んだわけですが、あにはからんや。
敵役は基本的にごくふつうの悪人だし、話の展開はとっても唐突だし、アクションも全般的にチープ。
前作で空気や水の悪魔もあっさり撃退しちゃったヒーローに、チンピラ崩れの傭兵集団をぶつけたところで一蹴しちゃって当然。どうしてエンディングに突入しないのか不思議なくらい。
後半に入ると少しだけ手ごわい敵も登場するけれど、映画の中ではイマイチ活かしきれてない気がしてなりません。
クエスト発注人の黒人僧侶も前半はいい味出してたのに、後半はショボくれた印象。やっつけ的に特攻野郎に挙手されたところで、観客はあんまり感情移入できないのだよね。
そんなこんなで前作と比較してしまうと、今作はまるっきり別物に思えます。
確かに「ゴーストライダー」というキャラクターは投入したものの、シリーズとしては劣化継承されちゃいました。
youtubeのインタビュー動画でニコラス・ケイジが
This movie is complete different from the before.
(この映画は完全に前作と別物だよ)
と言ってるのもむべなるかな。
前作と比較してパワーアップしたのはヒロインのバトル参加率くらい?
個人的には色っぽさも上昇してると思うのだけど、子持ちママだから万人ウケしないのはマイナス点。
では評価。
キャスティング:5(ニコラス・ケイジがアメコミ映画に参加したいという熱意はわかった)
ストーリー:1(全般的にシーンのつなぎ、キャラクター性が無視されてる)
映像:3(公式サイトで説明読めば興味持てるギミックがあるかな、くらい)
燃焼:2(前作と比べたら燃え足りない)
予告編:8(見どころシーンの凝縮っぷりは見事)
というわけで、総合評価は50満点中19点。
こんな映画であっても参加したニコラス・ケイジのアメコミ好きに、作品通じて感じたいという人にはオススメ。
ラブ要素を期待してデートに選ぶのは大間違い。別の作品を選択しましょう。
退屈はしなかった
1作目がさっぱり面白くなくて、DVDレンタルだったから早送りで見てなんの後悔もないほどつまらなかった。そんな駄作に続編ができることに驚いたのだが、予告の出来がとても面白そうで見に行ってみた。
前作よりは面白かったような感じはするんだけど、魔力と銃などの通常武力のバランスが非常に悪くて、アクションの絵的な迫力はあるもののスリルは全然なかった。また、ゴーストライダーは近くにあるものをすべて焼き尽くしてしまうということになっているのに、近くでも平気なのや見逃すものがとても恣意的でご都合主義だった。
ニコラス・ケイジが辛そうな顔をしていると応援したくなる。愛車がヤマハのV-MAXでとてもかっこよかった。
退屈はしなかったけど、見ても見なくてもどっちでもいい感じの映画だった。
敵の触れるものを全部腐敗させて壊してしまう能力、すごく強いけど全然羨ましくない能力だった。
この映画の舞台がまたもトルコで、最近の大作映画は本当にトルコが多い。トルコのフィルムコミッションは頑張っているんだなーと思った。日本も頑張ってほしい。
過もなく不可もなく、ニコラスケイジの作品って感じ。
ほんとにニコラスケイジの路線って裏切らない…。
薄っぺらいし、微妙に中途半端感ありあり。
苦笑いなギャグネタもあるし…。
ヒーローとしては日本ではイマイチ有名じゃないですよね、これ。
けどそれなりに楽しめます。
かっこよくもないし、自分の意思でセーブできないし、勝手に出てきて暴れまくり。
けど、敵味方もみんな裏表ない戦いだからとっても単純に盛り上がれる。
チェーンで人体破壊シーンは‘スカッ’とする気持ちよさ。
お気楽極楽に楽しめるヒーロー映画なのでした…。
これはヒーロー???
マーベルのダーク部門のエース?の続編ですが前作の流れのままライダーが凄くかっこ良くなってる! 特に炎!!!
もともと人間じゃなく悪魔なので強いのは当たり前マシンガンだろうがミサイルだろうが殺られない!
悪者から世界を守るのではなく悪と悪の戦い … 最終的には何と戦ってるのかわからなくなって戦わなくてもいいんじゃないか? はたして戦ってるのか??? となってしまったけどまずまず楽しめました!!!
突っ込み処満載、「なんちゃってヒーロー」というキャラが面白いと思うか、中途半端でもどかしいと思うかで、きっと評価が大きく別れてしまうことでしょう。
この人がゴーストライダーをやったら似合うのではないかと思えてしまう、スキンヘッドのブライアン・テイラー監督。アクションシーンには、いつもハイテンションで、マーベルから本作の企画が持ち込まれた時は、もうノリノリで、今までに無いヒーローを撮るんだと雄叫びを上げたとか。その意気込みはいいのだけど、月夜の晩には狼男みたいに突然変身してコントロールできなくなってしまうほど、ぶっ飛んでしまわないか心配になってきます。
『アドレナリン』を見た人なら解るでしょうけれど、もう強烈な演出過剰で、テイラー監督に容姿が似ているステイサムは、コメディアン寸前のケレン味たっぷりな演技を見せ付けるのです。
とにかくクランクインするとアドレナリン出まくりのテイラー監督のアクションは豪快で、一切妥協無く、爆破シーンも肉弾戦で進めるため、毎日けが人続出、監督自身も満身創痍で、いい加減恋愛映画に転進した方が楽かもと嘆いている始末。
だからゴーストライダーが、炎を吹き出しながら疾走し、悪党どもをバッタバッタとなぎ倒すところは、痛快なんです。
意外なのは、危険の多い撮影なのに、ニコラス・ケイジはなんと監督以上にノリノリで演じていること。今回は変身後の姿も自身が演じて(前作ではスタントマンが扮していた)、キレまくる“怪演”を披露。合成前の撮影時から、カラーコンタクトとドクロのメイクで“ゴーストライダー”になりきっていたというから驚きですね。
元来オカルト好きなニコラス・ケイジであるだけに、堕天使の悪魔と契約してしまったゴーストライダーの持つ二面性に惹かれているのではないでしょうか。
ごく普通のバイク好きな人間であるジョニー。しかし、彼の魂には、憎しみや怒りに呼応して、本人の意思とは関係なく、突然現れる復讐の妖精=ゴーストライダーを宿していたのでした。
しかもそれを導いた悪魔は、元は天使であり、時にダークサイドでない本来の天使の力もジョニーは、持ち合いたことがラストでわかるようになってくるのです。
そんな善悪が混然と入り交じった主人公のキャラに惚れ込んだニコラス・ケイジであるだけに、おそらくはダークサイドな自分のこころをいかに封じ込めてコントロールしようとギンギンにもがいているのできないかと察します。
ライダーを演じることは、ニコラス・ケイジにとって内なる自分の魂との会話でもあるのだと思います。
その結果、自分がいかに愚かで、人気にうぬぼれた存在であるのかという自戒の思いが、ジョニーの自嘲気味の笑いに込められているのです。
アメコミのヒーローといえば、颯爽と登場して、格好良く悪人どもをやっつける正義の味方が定番。しかしジョニーは自分を振り返って、ダークサイドにひきづられてしまう自分に、自己嫌悪しているところがアリアリなんですね。まぁ、ひと言でいったら、「俺ってヒーロー、なんちゃって」って蔑んでいるようにも思えます。
だいたい悪魔に魅入られているのに、一般人は絶対に苦しめないのが不思議なところ。やっていることは、結局悪人の退治になってしまうので、まるで木枯らし紋次郎のような、「結果正義」の存在なんですね。
そんな悪なのか、正義のヒーローなのか、演じている本人ですら、矛盾を帯びたキャラを楽しんでいるくらいですから、観客はもっと掴み憎いと思います。
そんな「なんちゃってヒーロー」というキャラが面白いと思うか、中途半端でもどかしいと思うかで、きっと評価が大きく別れてしまうことでしょう。
その他、ゴーストライダーの不思議なところは、いつも炎に包まれているのに衣装やブーツは燃えないこと。ゴーストライダーに不用意に近づくものは火傷してしまうのに、彼に抱えられた少年は五体満足でいられたことが何とも納得できません。
アドレナリン噴出のテイラー監督なだけに、ストーリーは随所に穴だらけになっていて、突っ込み処満載です。それでも爆破シーン満載の豪快なアクションには
楽しめることでしょう。
特に体を腐らせることが出来る悪魔のしもべと、ゴーストライダーとの対決は見応えありました。
ダークヒーロー
マーベルの作品らしく強くて無敵。ニコラス・ケイジ演じるジョニーが内にすむ悪魔と変わるところは何故だか笑えました。 あんなに燃えちゃうとアベンジャーズの仲間にはなれないですね。みんな火傷しちゃう。
アメコミ作品としては単純に楽しめました。
B級あつかいなら 高評価
一作目を観ずに 本作を鑑賞。 いきなりアクセル踏んじゃうスタートに、燃えてるヤツが暴れまくるから 開いた口がふさがらない(笑)。 でも 途中にマンガでのおさらいが入るので、初心者にも分かりやすい。 かなり雑な編集ですが、B級映画だと思えば かなり楽しめます。
東ヨーロッパに身を潜めているジョニー・ブレイズ(ゴースト・ライダー以下GR)は 人間(男の子)の体に乗り移ろうとする悪魔を止めるために 呼び出される…とかいうストーリー。
主人公の燃えてるヤツを演じた ニコラス・ケイジ。 まぁ真剣にやってますよ、真顔で 面白いセリフも言うし。 善人なのか悪人なのか 初心者には分かりずらい前半でしたが、燃えてる姿に気を取られて ストーリーを追うのもそこそこに ニコちゃんの演技を楽しみました。 私生活や、おでこ後退で お騒がせの彼ですが、やっぱり良い俳優さんだと思います。
GRが助けようとする?女性・ナディアを演じた ビオランテ・プラシド。 どこかで見たことがある美女だなぁと思ったら 『ラスト・ターゲット』でG・クルーニー相手に 光る演技を魅せていたイタリアの女優さんでした。 露出減らして アクションがんばってます。
悪魔に狙われる男の子ダニーを演じた ファーガス・リオーダン。 美少年、あまり見ない顔ですが 演技もなかなかです。
ダニーを救おうとする男・モロー役に イドリス・エルバ。 今では メジャーな映画にひっぱりだこの彼(『マイティー・ソー(2011)』、『テイカーズ(2010)』、『ルーザーズ(2010)』。今回は 好感度アップの役どころ、多才な感じで イメージ良くなりました。
その他、悪魔役に あの『ジョン・カーター(2012)』のバカボン…じゃない、火星の王様(ソリス姫の父)を演じた キアラン・ハインズも出演中。
懐かしの『マスク(1994)』にインスパイアされたような変身シーンも B級あつかいなら 高評価。 マーベル・コミックのヒーロー物という点では この仕上がりで十分だと思う。 音楽も、アクションも、衣装もハードボイルド感あって 好きですね。 一作目をチェックするまでは 無難に3.5評価で。 私のように 本作品から入っても 面白いですよ。
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