「ずっと携帯いじってる奴とは友情育めねぇぜ!」バレット たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ずっと携帯いじってる奴とは友情育めねぇぜ!
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ウォルター・ヒル久々の監督作で、得意のバディ・ムービーという事で期待したのだが、結論から言うと面白かったけど、スタローンが1匹狼のままでも問題無い作品でした。
「48時間」での刑事と囚人、「レッドブル」でのソ連の刑事とアメリカの刑事、両作とも最初は全く噛み合わないコンビが、いがみ合いながらも徐々にお互いを認めて、最後には友情を育むという熱さがあったんだけど、本作においては殺し屋と刑事のコンビが、噛み合ってんだか、合ってないんだか、最後まで煮え切らない関係でした。
2人のやり取りで唯一笑えたのはボノモの「でかしたぞオッドジョブ!」のセリフ。
オッドジョブとは「007 ゴールドフィンガー」に出てきた謎の東洋人殺し屋です。
そのセリフの前に、日本人と韓国人の区別がつかないセリフを吐いてたので、東洋人はどこの国の人間か区別がつかないようなネタをどんどん放り込んで、クォンがツッコミを入れるパターンを作れば、バディ・ムービーとしてもっと面白くなったかも。
法律クソくらえの殺し屋と携帯依存世代の真面目刑事というギャップが作品に活かされず、最後まで2人の関係がクールなまま終わってしまったのが残念でした。
片方が終始携帯いじってたら、友情も育めないわな(笑)
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