「ユニークなバディもの」バレット odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ユニークなバディもの
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バディものは多いので知恵を絞ったのでしょう、スターロンと訳あって組むことになった駆け出し刑事、しかも韓国人とは奇抜だ。刑事なのは殺し屋稼業のスターロンを単なる悪人に観せないための保険でもあるし、よくいる刑事風キャストだと男臭さが被るし胡散臭いが別の人種と言うこともあって特別感が出る、よく考えたものだ。余計な心配だが黒幕や汚職刑事が黒人なので観客動員では損をしているかもしれない。早くから敵の全貌が見えるのでサスペンス要素はあまりない、見どころは期待通りど派手な乱闘でしょう、爆破シーンや斧での決闘は見せ場だがサービス精神旺盛のスターロンのアイディアも加わっているのだろう。よくある黒幕の逮捕劇や裁判などややこしいことをすべて省いているので歯切れがいい。
劇中携帯に映る顔写真が若かりしランボーだったのは笑えます。ウォルター・ヒル監督は男臭い映画を撮らせたら上手いですね。
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