劇場版 TIGER & BUNNY The Beginningのレビュー・感想・評価

ＴＶシリーズ放映中のタイバニの盛り上がり方ってちょっと凄かったですよね。ダークホース的というか。
「まさかここまで人気出るとは思わなかった」みたいなこと制作関係者も言ってたみたいな。

自分、放映当時は全くチェックしてなくて、今年になって纏めてレンタルで観たんですけど、確かに面白いです。
アメコミヒーロー要素に、独自の解釈で味付けしたみたいな世界観が面白い。

約45年前から超能力に目覚めた人間「NEXT」が次々と現れ出した！なんて設定はまさしく『X-メン』の「ミュータント」意識してるだろうし、物語の舞台「シュテルンビルト」なんて仮想の都市を出しちゃうあたりは『バットマン』の「ゴッサムシティ」っぽいなあ、という（第一弾The Beginningで第二段にThe Risingてサブタイ付けてるとこなんか諸バットマン意識してるしｗ）。
そこにスポンサー契約を交わした何処其処の会社に所属するヒーローが悪と闘う模様をＴＶショーとして中継するっていう設定は『大日本人』的で、色んな要素の美味しい部分を詰め込んで、全く新しいヒーロー劇作りあげた制作者の手腕は見事だなあ、と。

で、そういった、何て言うのかな、設定とか世界観の面白さはね、もうＴＶシリーズで証明済みじゃないですか。

なんでＴＶシリーズをなぞった「総集編」的な内容にしちゃったのかと。
完全新作観たい訳じゃないですか。こっちは。
この内容はちょっと頂けないですよ。ＴＶスペシャルでいいじゃないですか。これだったら。
The Risingの虎徹＆バーナビーとカリーナの活躍に期待してます。

以上です。

映画館の予告で興味が出て見に行きました。
仕事で、雇われヒーローの話ってのが面白いですよね。
８，９人ヒーローいましたが、個々の活躍シーンがひらべったくてイマイチのめり込めませんでした。
ＴＶ見てたらもっと楽しめたかもしれませんが…。