「こんなおっさんが見たかった!」ONE PIECE FILM Z Laughing manさんの映画レビュー(感想・評価)
こんなおっさんが見たかった!
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とにかく敵であるZがかっこいい。
それに尽きる。
それ以外は正直可もなく不可もなく…
作画はすごいね、でもそれだけ、という感じ。
物語の最初に敵が能力バラすのはいただけない。
「私はモドモドの~時間を12年~」とか、こいつら馬鹿じゃねえの?と。
ならルフィやブルックやロビンも自分の能力話すべきじゃないの?と。
しかもその敵二人はろくに能力活かせないままゾロとサンジの大技であっけなくやられる始末。
こんなお粗末なバトルを面白いとは言えない。
この作品でバトルがすごかったのはZとルフィのど付き合い、そして最後の1対多戦。ここは男らしさ満載で素晴らしかった。フランキーのロボバトルも良かった。(ガンキャノンのパロディには思わず笑ってしまった)「Z」の由来を最後にもってくるのも痺れる。見に来てるおっさんが泣くのもうなずける。
全体でみると目立ちすぎる粗が多いが、それを主役のZがカバーしている印象。
少なくともストロングワールドよりは確実に面白かった。
個人的な趣味を言わせてもらえれば、原作寄りの絵はそろそろやめてほしい、というのが一つある。アニメはアニメ、原作は原作、それぞれの道で行ってほしい。オマツリ男爵を超えるワンピース映画が出てくるのが楽しみだ。
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