「尾田さんには悪いけど」ONE PIECE FILM Z madhatterさんの映画レビュー(感想・評価)
尾田さんには悪いけど
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ワンピース映画で一番好きなのがこのZ。
オリジナルストーリーが昔から好きなので、映画はあまり期待していなかったのだけど、これは、
古臭い情、古臭い人間らしさ、古臭い頑固さ、古臭い男らしさ、を垣間見て、
なんて言うのでしょう、、父を思わせる、あるいは、父のかつての憧れを映すような、
私の中の”今はもう存在しないものへの憧れ”を掻き立てられるような作品でした。
特に、クザンとゼファーの関係性に涙します。
男らしさ、男の情に憧れる女としては、ワンピース映画史上最高のストーリーでした。
台詞の言い回しとか、衣装チェンジとかは、初めて見る人向けなのか、目まぐるしくて、わかりやすすぎて、私には不必要で邪魔でしたが、それでもラストは、感動しました。
Zの小さいフィギュアは、しっかり入手しました。
誰だって、小さい頃の夢は、胸に刻まれているのですね。ラストシーン、ずるい。
あれは泣くでしょう。
そして、私は、信念を貫き、やりたいようにやろう、そう思えた映画。
何度見返しても泣いてしまうワンピースは、本編を除いて、これが初めてです。
私もZに師事してもらいたい。
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