「師匠チェン・ワースンはサモ・ハン・キンポーだ」イップ・マン 誕生 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
師匠チェン・ワースンはサモ・ハン・キンポーだ
イップ・マンの青春時代を描いていて、ドニー・イェン版の3部作とは時代も違うので、それなりに楽しめる。前半は恋愛ストーリーが展開。祭りの出店で「グリーン・スリーヴス」のレコードが縁でイップ・マンに恋し続ける若きウィンシン。彼女が副市長の娘であることから、その後のイップ・マンが裕福な家庭を持ったことも理解できる。一方、同じ道場の女の子メイワンもイップ・マンのことが好きだったが、結局は義兄のティンチーと結婚する・・・
ティンチーは日本の企業と結びついて詠春拳の武館を裏切る形となったのだが、この辺りの説明が実は日本人だったという話だけで片付けている乱暴な脚本。イップ・マンとティンチーの戦いにおいてもワイヤーアクション炸裂で、接近戦を極意とする詠春拳とは違うような気もする。さらに日本人北野率いる精武体育会というのも違うような気がするし・・・
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