劇場公開日 2013年12月13日

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「【宇宙サバイバル映画の傑作。アルフォンソ・キュアロン監督の”GRAVITY”の描き方に脱帽である。】」ゼロ・グラビティ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0【宇宙サバイバル映画の傑作。アルフォンソ・キュアロン監督の”GRAVITY”の描き方に脱帽である。】

2020年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

 冒頭からカットなしのロングテイクで、一気に観ている自分も宇宙空間へ。

 宇宙ゴミの飛来シーン。

 国際宇宙ステーションへ向かうシーンでのマット(ジョージ・クルーニー)とライアン(サンドラ・ブロック)の会話。

 ライアンの目線で描かれる猛スピードで回転し続ける映像。

 自らを犠牲にして、宇宙空間に投げ出された筈のマットがライアンに語り掛ける姿。

 ライアン自身の悲しい過去も挟み込まれつつ、”天宮””神舟”という、中国の実在の宇宙ステーション、宇宙船を頼りに地球生還を試みる極限状態でのライアンの姿。

 そして、海岸の砂地を踏みしめるライアンの足のショット・・・。

<91分間の宇宙空間体験を堪能したとともに、アルフォンソ&ホナス・キュアロン親子の凄腕に平伏した作品>

<2013年12月14日 劇場にて鑑賞>

NOBU