「2回観て欲しい。」シン・エヴァンゲリオン劇場版 ひろろんさんの映画レビュー(感想・評価)
2回観て欲しい。
1回目だけで理解出来る人は凄いと思います。オススメは1回観て、2回目観て、皆の考察を見るのがオススメです。
前半パートは実はまだ他に生きていたよ!から始まり、トウジやケンスケや委員長が生きていたのが嬉しかった。黒ナミが人間らしさを取り戻すしていくのは、ジブリ風のオマージュの様な感じがしました。シンジがカヲル君が亡くなったショックから立ち直り、ミサトさんの元に戻り、その後はゲンドウのインパクトを阻止しに行く。
個人的にはこの後の精神内の会話とミサトさんの特効がグッと来る感じでした。その後ゲンドウと会話で解決し、エヴァに飲み込まれたアスカ、レイ、カヲルの魂を探しに行き、それぞれの居場所に送る。この後が1回目と2回目で印象が変わりました。
アスカは人工的に作られた存在で、自分の存在価値を誰かに認められたかった。ケンスケが出て来て、1回目はカップリング?と思ったけど、2回目は親子関係に近いのかなと思いました。旧劇場のラストの浜辺の所でシンジから好きだったと言われて、照れていたのは、ちょっと改めて考える恥ずかしい、みたいな感じだったのかな???。自分で告白したのにね(笑)あの時は感情が無い状態だったからね。
カヲルが1番頑張っていたと言うか、裏の主人公みたいな感じだった。やはり破の最後の言葉通り記憶を持ったままのループしていた感じでした。加持さんと手を組んでヴィレを作った様な感じの考察が出来そうです。ただ、円環の理から出れたのかは謎ですね。出来れば出て欲しい。
レイもエヴァがいない世界に魂が送られたのだろうと思う。もしかしたら、TVラストのシンジとかがいる学校の転校生に行ったのかもしれない。
最後にシンジが自分の喉に槍を刺そうとして、全ての責任を取ろうとしたのが心に刺さりました。14歳でその覚悟は泣けました。しかし、初号機の中にいたお母さんに止められ、シンジの魂だけをどこかに送られたました。ゲンドウはユイを見つけて、これだけの事を起こした責任を親がとった感じですかね。
浜辺に送られ(アスカが居た浜辺かな)精神世界が壊れかけの時にマリがシンジを見つけ連れ戻す。
シンジが駅で目を覚ますと、マリが居て、シンジと手を繋いで外の世界に走り出す。その駅には、レイやカヲルやアスカらしき人が向かいのホームに立っていたりする。
あらすじと感想も入れたネタバレになりました。個人的には2回目でも全然面白い映画を久々に観ました!考察の所も多いので、答えが合っているのかは監督しか分からないて感じですかね。後、戦闘シーンが初代マクロスのオマージュみたいな感じでした。長くなりましたが最高の映画でした。自分もエヴァの呪縛から解放され気がします。ただこのコンテンツはずっと残ると思います!何十年後に庵野監督では無くても再度作れる様にワザと残したのかな?と思います。なので庵野監督のエヴァは終劇と言う事なのかなと思います。
もしこの長文を読んでくれた人がいたら、ありがとうごいました。考察の間違いや勘違いして所もあると思います。ただ、自分の思いを詰め込んで長文になりました。