「シン・エヴァンゲリオンはいいぞ」シン・エヴァンゲリオン劇場版 tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
シン・エヴァンゲリオンはいいぞ
興奮しすぎて視聴後鼻血が出た
そのテンションのまま感想書いていたら長文乱文になってしまったので
レビューと言うかただの感想文
再放送視聴組なので厳密にはリアルタイム視聴ではないが
TV版から劇場版一通り見てきている。
人生に良くも悪くも影響した作品
思い入れも相当にある
新劇場版のこれまでを振り返ると
エヴァ序:TV版焼き直し?ヤシマ作戦最高!新規要素もあるし楽しみ
エヴァ破:そうそう!これだよ見たかったエヴァは!次回どうなるんだ!
エヴァQ:どうしてこうなった( ^ω^ )まーた設定増えたよ、次どうするんだ・・・
エヴァQが風呂敷を広げまくって収拾がつかないような展開
「この状況からどうまとめるのか・・・」という興味
「エヴァもこれで最後だし・・・」というファンとしての義務感
正直映画としての期待度はそれほど高くなかった
「また実写出してきたり、みんな死んでしまえばいいのに、とかリセットするような展開かな」
「まぁゲンドウとヴィレの最終決戦が中心に描かれるなら、娯楽作品としては、十分楽しめるだろう」
なんて、軽く考えていたのが間違いだった
エヴァンゲリオン完結としてよくここまでまとめたと思う
手に汗握ったし、震えた
冒頭の戦闘で期待を最大限高めたのちの、
ニアサードインパクトの生き残りの村における碇シンジのメンタル復帰
やや鼻につく感じではあったが、レイの自我覚醒や、生命の営みの描写があったからこそ
Qで跳躍した展開が地に足のついた物語にまで引き戻された
ここから初見視聴の個人的なポイント
多すぎるので箇条書きする
・大人になった友人たちとの関係
・ペンペン!!!
・委員長!!!!
・トウジいいやつ
・ワンダースワンとグンペイ
・「ケンケン」呼びするアスカと、慣れた様子のケンスケ(!?これは)
・随所で演出されるコア化した鉄柱や月
・おなじみの鉄道フェチ描写
・『破』の海洋再生再生施設と同様のカバラがヴィレ実験地にもある。
・加持とミサトの息子
・名を与えられてプラグスーツがオリジナルカラーになり、LCLに還元される綾波
・「式波」シリーズ、"運命を仕組まれた子どもたち"
・逃げないでヴンダーに乗艦するシンジ
・尿から再生水、ヘイトを稼ぐピンク髪
・方舟、ヴンダーの入手経緯
・「スイカ」の種と加持
・最後の戦いに向かうヴィレクルー
・「先に大人になった」・・・あっ
・衛星軌道上に飛ばされた種子
・牽引される黒き月と空飛ぶジオフロント
・大気圏突入、からの南極の結界ダイブ
・ヴンダー兄弟機との戦い
・冬月老けたなぁ・・・+セリフが大物感あってかっこよすぎる
・「誘導弾全弾発射!」は無人在来線爆弾と同じ興奮
・エヴァ8号機、新2号機の戦闘
・ガンダムOOを彷彿とさせる大量のネルフエヴァ
・マゴロクEソードっぽい武器が熱い
・アスカ眼帯外してのモード999
・脳を拾って戻すゲンドウ、その目どうなってんの?(なんか元ネタあるのか)
・旧劇を彷彿とさせるようなエヴァ13号機の口に入るゲンドウ
・マミさんと化したトウジ妹、台詞がヤンデレ気味
・ミサトさん劇場版で撃たれがち、和解するミサトさんとシンジ
・何故か用意されているシンジ専用プラグスーツ
・マイナス宇宙で量子テレポーテーションする13号機、初号機にワープするシンジ
・髪が伸びた綾波レイ(ポカ波)
・シンクロ率無限大、覚醒する初号機パイロット
・封印呪詛が表面にあるゴルゴダオブジェクト
・心象風景はTV版を彷彿とさせる展開だが、説明があることに驚き
・イマジナリーエヴァンゲリオン(i号機?!)からの旧劇フラッシュバックでテンション爆上がり
・首なし巨大綾波リリス歩行カット前のピンク髪の発言で笑い、この台詞入れたのはとても良かった
・人間に残された2つの選択肢、そしてアナザーインパクト
・「錨」を下ろすかのようなヴンダー脊髄部分カット
・やはり面識のあるマリと冬月
・ミサトさんとネモ船長がかぶって見える
・主は来ませり(日本語だ!)
・旧劇は左目から出てくるが、新劇は右目に入る(ホルスの目?)
・ガイウス・カシウス・ロンギヌス
・親の顔より見た知ってる天井
・特撮カット、おなじみの背景で戦う2体
・主要人物との対話をしていく大人になったシンジ
・シンジを抱きしめるゲンドウ
・旧劇の終幕と同じシチュエーションでのアスカとの対話
・ムチムチの大人に成長した姿のアスカ
・渚司令、生命の書、真空崩壊まで続くループ
・レイ、NEON GENESIS、ここで、ああ、ついに終わるんだなぁと感じた
・旧劇おなじみの、"母に、さようなら"
・スロット演出に使えそうな連続エヴァ貫通シーン
・期待していた絵コンテ展開
・かっさらっていく胸のでかいいい女(そしてアスカ、レイ戦争が過去に)
・期待していた実写背景利用
・Beautiful World
・神木隆之介
混沌とした世界を個別の人物に合わせて調整する
エヴァの亜流と評されているラーゼフォンが頭をよぎったかな
漫画、アニメにおけるセカイ系というジャンルを確立させた作品として
主人公が最終的にすべての混沌とした状況を解消して終幕という展開は
納得できるし、インフレが進みすぎた展開を収拾するにはベストな方法だったと思う
3DCGを駆使した見ごたえある映像はすんばらしかった
個人的にはエヴァでガイナ立ちが見たかったかな・・・
マリとアスカが同じ色のプラグスーツ着ていたので
13号機対抗のダブルエントリーエヴァで
ガンバスターみたいな感じにならんかと
若干期待していたが、流石になかったな
初見感想は以上、あとは考察しながら楽しんでいこうと思う
「エヴァンゲリオン」の完結作として満足の行くものだったし、
また見たいと思える情報量だった
これまで夢中にさせてくれて、ありがとう
そして完結おめでとう