王様とボクのレビュー・感想・評価
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無題
最後にどんでん返しがあるのではないかと期待しながら、つまらない展開を追いかけるという精神的苦痛を与えてくれる映画。知能が6歳のまま目覚めてしまったモリオの心象風景だとか、友達を思い続ける同級生たちの苦悩とか、何もかもが不完全のまま過ぎてゆく・・・
菅田将暉君を楽しむ映画。以上!
話はつまらないと思いました。
かろうじて、心温まる子供っぽいシーンにほっこりできます。
設定に無理があり、そんでもって最後まで回収しきれなく、一見深そうでめちゃ浅い話と思いました。
ラストは意味ありげながら、ちらかしっぱなしで、はぁ?って感じです。
ただ個人的に菅田将暉君が好き。
それだけで鑑賞できます♡
あんまり関係ないけど、ANNラジオのジングル台詞になってる「じゃ、先行ってるね」がなんとこの作品内で聞くことができます。
そんな乙な楽しみ方できるかた、ぜひ!
題材はよかったのに。
菅田目当てでしたが、あらすじを読んで面白そうだったので視聴しました。
6歳のまま知能の成長が止まってしまった青年とその友達の葛藤を描くという題材はいいと思いました。
しかし「大人になんかなりたくない」という主題をいろいろな表現方法でおしゃれに見せようとすることに時間や労力を割きすぎていて、題材が持つ面白味を引き出せていないと思いました。
この映画は全体的に登場人物の人間味を描いている場面が中途半端でした。もっとモリオとミキヒコが関わり合って人間として成長していく様子をメインに映していたら面白くなっていたと思います。特に、トモナリの描かれ方が中途半端すぎて可哀想でした。もっとトモナリの葛藤やトモナリママとのシーンも描いてあげて欲しかったです。あとは、他の方もおっしゃっていましたが二階堂ふみの役はいらなかったかな。そもそもモリオと会ったことがないはずなのに、なんで序盤のほうからモリオのこと気にかけてますよアピールみたいな語りかけ?のシーンがあったんだろう。普通会ったこともない彼氏の友達のナイーブな話題にあんなにズカズカと踏み込んでいくかな、と思い違和感しかなかったです。プレゼントも、球根にこれから育っていく、みたいなメッセージ性を込めたのかもしれないけどまず彼女が会ったこともないモリオにプレゼント買ったり手紙を書いてることが意味わかんな過ぎて入ってこない。彼女役はいても良かったと思うけどあんなに前面に出す必要はなかった。出したとしても二階堂ふみはちょっとうるさ過ぎて邪魔なので適役ではなかったかな、演技はすごく上手なだけに残念でした。
細かい設定についてもフィクションなので多少の現実とのずれはあるのかもしれませんが、それにしても違和感が多すぎました。まず12年間眠っていてもう面会も行っていないとしても、親が会いに来ないのはおかしすぎる。絶対気にかけていたはず。親が子のことをそんな簡単に忘れる?そして親が出てこないなら誰の判断で施設に預けたの?どこからお金が出てるの?おばあちゃんはモリオに会ってるの?そこもよく分からない。もう育てる気はないとしても、たとえ九州に住んでいたとしても、12年間も眠っていた我が子が目を覚ましたというのに、一度も会いにこないわけないでしょう。ミキヒコがモリオを育てるような流れにしたかったから登場させなかったのかもしれないけど、余計なシーンを省いて親の心情とかを描いたほうがわかりやすかった。親がモリオに会わない理由があるのだとしてももっと描くべきだった。
あと、施設の人の対応の描かれ方も雑すぎ。子供(知能は)が勝手に施設を抜け出してるのに探しにもこないの?ありえない。知能的にはひとりで出歩くには危ない歳なんだから普通大問題になるでしょう。モリオが朝帰りしてきたら施設のスタッフが3人で駆け寄ってくシーンも笑いそうになったくらいおかしかった。施設の人がミキヒコを信頼して預けたみたいな感じだったらまだわかるけど、門の外から見送ってた感じからしてそんなことなさそうだったし。モリオがプリクラを見て自分の姿の変わりように涙を流す?シーンも、ちゃんと毎日お風呂やトイレに入っていたら洗面所に鏡があるはずだし、他の大人と目線の高さが同じことにも気づいてるはずだし、意識が戻ってから1回も自分が大人になったことに気づいてないのはおかしい。この間3歳の子供と遊びましたが、この作品で描かれているモリオより判断能力はありました。知能に障害がない普通の6歳児と同じなら、もっと自分の状況を知ろうとするはず。
電車を見るシーンからして朝っぽかったけど、6歳なら普通夜疲れて眠くなるよね?夜寝ないみたいな概念ないよね?身体は大学生だからオールも余裕みたいな感じなの?よくわからん。要するに詰めが甘過ぎです。
ファンタジーにもしきれない、リアルな描写もしきれない、中途半端な映画でした。最後のシーンも言うまでもなく、は?って感じでした。その後モリオとミキヒコはどうなったんだよ…。ミキヒコは学校もバイトも全部やめてるのに…。この作品は主題をおしゃれに撮ることに精一杯で、こんな見せ方いいでしょー!みたいな感じで、そのほかを中途半端にしただけの面白い題材と豪華キャストの無駄遣いに終わった映画ということに尽きるかなと思いました。菅田を始め松坂桃李も二階堂ふみも演技はとても上手なだけにもったいなかったです。
2つつけた星は全て菅田の可愛さへの評価です。
最初は見るのやめようかと迷ったけど 口コミ読んでいたら、モリオ役の...
最初は見るのやめようかと迷ったけど
口コミ読んでいたら、モリオ役の菅田将暉の演技が素晴らしいって何件かあったので、見ることに。
たしかにキャストはいい。
やはり演技もうまい。6才児のまま眠り続けて…目覚めたら18歳のモリオ。
友達やプリクラに写った自分の姿と子供の心。複雑で切なかったし、どこにぶつけたらいいかわからないやるせなさがある。
大人になりたくないっていうのがテーマではあるんだろうけど、夢と現実と気持ち。
ラストは視聴者に委ねる系。。嫌いじゃないけど。
ミキヒコの気持ちも迷子のようだ。
逆にモリオのラストの足音は…なにかを決意したように力強かった。
原作のラストは違うらしい。
モリオが目覚めること自体が夢だったみたいだから驚きだな。
んー
松坂桃李くん見たさで鑑賞☆
途中までは話についていけたが後半突然、夢なのか現実なのかよくわからない展開になりわからないまま終わった。
ガマの油の頃から二階堂ふみちゃんのテンション高めの演技はやっぱり苦手でした。
難しかった
というかよく分からなかった。2回目を観たら気付けなかった話しの背景が理解できるのかなーという感じで一回じゃちょっと難しかったです。キャスティングは良かったです。菅田さんのかわいい演技もハナマルでした
大人になることへの抵抗の文学的表現?
正直、つまらなかったです。
6歳がいきなり18歳である自分と向かい合わなくてはならなくなったという重い現実感ゼロ。
体力的な面では、なぜ歩けてるの?6歳なんて飛び回れる年頃が12年間寝たきりで歩けなくなっていたという現実に愕然とするとかないの?
心理的な面では、眠っていただけで知的障害があるわけではないはずなのに、振る舞いが3~4歳児レベルなのはなぜ?6歳児ってもっと賢いよ?
それと、小学校中学年なんてお兄ちゃんたちを6歳児の感覚で遊び相手に選ぶなんてありえる?
不可思議な点は、まだまだあります。
入院費用を負担していた親は、顔も見ずに息子を知的障害専門養護施設に入れたの?また、専門施設に預けているにもかかわらず、セキュリティなしの出入り自由???徘徊して事故にあったらどうするの?現にラストシーン、そうなっちゃってるし。
幼い精神ながらも大人にならなくてはという決意や覚悟を感じさせるシーンは全くなかった上で、裸足で道路の真ん中を光の方へ行く後ろ姿をみせられると、あれは現実に耐えられなくなって車に跳ねられに行ったという風にしか見えないです。そのラストのペタペタとした足取り部分を、かなりしっかり映していたのが気味悪かったし、途中途中、主題とは関係ないシーンがネチっこく、さも感動的シーンのように流れるのも不快でした。
映画的には「不幸な境遇のモリオという青年の幼なじみが、中途半端なピーターパン症候群でした」というだけの話を1時間半もかけてやりたかったということのかな???
二海堂ふみの役も特に具体性をもっては必要ないし、原作がどんな内容かは知らないですが、後味は悪いわ、誰にも感情移入できないわ、つまらないこと、この上なかったです。残念。
報われない
大人になりたくない大人たち。大人になりたい子供。結局自分の無力さに苛まれ、何もできない自分に気付く。多分一生抱えていく。大人の体でありながら6歳の子供である自分。自分のこれからに絶望を抱く。そのほかも誰も報われることなく終わってしまった。初めはワクワク感があったが、どんどんつまらなくなっていった。きえとモリオはいつ会うんだろ〜とかちょっと期待しながら見てたけど絡まないし!絶対絡ませた方が面白かったのにー。
王様とボク
どミーハーのごとく、菅田将暉が出ているから
観てみたが本当によく分からなかった。
終わり方もハテナが沢山浮かんだ。
ただ、菅田の演技すげぇなと思った。
二階堂のウサギちゃんキャラもすき。
ミキヒコ、モリオの名前がすき。
なんか名前すき。
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