「狂騒と強壮剤。」恋のロンドン狂騒曲 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
狂騒と強壮剤。
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バカも程々にしろといいたくなるアレンお得意の狂騒劇。
オールスターが揃いも揃って妄想に狂うのが最大の見もの。
これ以上J・ブローリンを嫌う人間が増えないことを祈るが、
まるで監督自虐と思わせるホプキンスと若妻のくだりなど、
笑うに笑えない屈折感も堪らない。今作で美しかったのは
F・ピントくらいで、さすがのN・ワッツも老けたオバサンに
しか見えなかった。濃い目のバンデラスが靡かないなんて
これ以上の皮肉があるんだろうかと(それでも出たいの?)
アレンを崇拝する各女優陣の洗脳を解いてあげたくなった。
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