劇場公開日 2012年7月21日

「ぜひアニメ嫌いな女性の方に」おおかみこどもの雨と雪 ナオキさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ぜひアニメ嫌いな女性の方に

2012年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

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ナオキ
heso&momoさんのコメント
2012年8月22日

ナオキさんはきっと見落とされたのでしょうが、都会で息詰まったった時に、『子供には人間とおおかみどちらも選択できるようにしてやらなければいけない。』と語っていましたよね。ただ田舎暮らしをしたかったのではなく、ハッキリと『どちらも選択できるようにするため』と言っていました。

つまり、その時点で生き別れも覚悟していたわけです。深読みすれば、おおかみおとこと交わるときに、普通とは違う人生を歩むことを覚悟していたのかもしれません。見た目や語り口とは違って、誰よりも強い女性だからこそ成立できるファンタジーですよね。
これがもっと人間味を出しながら悩みに悩む人生という筋書きもわかりやすいのかもしれませんが、細田監督はそこでウジウジ悩む姿を見てもらうつもりなんか無かった、と言うことなのでしょう。

あまり変に考えず、ストレートな映画なのでストレートに、『子供の人生の選択と、それを見守るお母さん』の姿を観た。だけで良いのではないでしょうか。

heso&momo