「家族の唄」おおかみこどもの雨と雪 くろバンさんの映画レビュー(感想・評価)
家族の唄
また新しい細田監督の試み
「時をかける少女」で青春の淡い恋を描き、「サマーウォーズ」で家族の繋がりを描き、「おおかみこどもの雨と雪」で親子の愛を描き…
彼との出逢い、育み、告白、結晶たる子供達、突然の別れ、子供達との奮闘、決意、旅立ち…
単語で羅列すると良くあるパターンかもしれないが、ここに細田監督のテイストが加わり絶妙な演出描写がされる。
物語は娘の雪のナレーションで進む、この言葉が母親に対する愛情が感じられる。
花は父親の躾でいつも笑っている…これって結構難しい、父親と娘って…この大変な子供達を育てられた原動力は花を育てた亡くなった花の父親かも?
勿論愛する彼の想いもあるけど。
もしかしたら韮崎の爺さんに父親を見てたのかもしれないね(^。^;)
子供達の成長…5歳位に「おおかみと人間」を選択させるが2人は「?」
まぁ当然かな?
そして子供ながらも人や廻りの環境・社会と繋がり考え悩む10歳…道を見つけ送り出す。
花は早い内から決心は出来ていた、でもいざとなると苦しみむ…息子の後ろ姿に大人の男(彼)を見て察して笑顔で送り出す。
ツラい事も笑って超える前向きな父親の教え…ちゃんと守ってんだなぁ
親子の愛は脈々と受け継がれて行くのね(^O^)
なんか真面目に書こうとしたら脈絡無くなってしまいましたf^_^;
声優じゃなく俳優を使うと声に違和感がある作品もありますが、これは全然気になりません。
文太さんの韮崎爺さんがカッコエエ〜(笑)
画像のキャラとCGの背景は思ったより溶け込んでいたけど、大学とか通行人のバーチャル的な動きがバツ!
これ何で使ったんだ?
作品感がこれだけ違和感(-"-;)
自分が感じたのは、この映画は子供達が観るより…結婚したい、結婚した、子供を育ててる、子供を育ててた…そんな大人へのアニメかな?
凄く感じる事が出来ると思います。
特に男性は…これって父親の存在が大きい話しの作りだし。
あ…やっぱり話しがまとまらない(-o-;)
うぉ〜〜〜ん!
…と、山を見る…雨〜盆と正月にはお母さんに顔出せよ〜(笑)