「兄妹がいたら、親だから分かるところもあるかな」おおかみこどもの雨と雪 Bluetom2020さんの映画レビュー(感想・評価)
兄妹がいたら、親だから分かるところもあるかな
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二人兄妹で生まれ、二人の子供を持った自分には分かる。
自分は兄だから、たった数年早く生まれたからこそ、しっかりと妹を見届けたい気持ち。だから、突如として威圧的に兄貴風吹かしたこともある。そういったところに、妹は甘えたり反発もあったと思う。この姉弟もそういうところあったかな。しっかり者の姉は親の気持ちを汲んで人間として生ききようと頑張る。マイペースの弟は、自分の道を見つけて離れていく。この弟との再会はあったと信じたい気持ち。
さて、親の気持ち。長男は、プロセスで苦労もあったが立派に乗り越えた。自分の人生をしっかり歩んでいる感じ。任せておいてもきっと何とかやるだろうと信頼も。娘が生まれてから、親の目線が下に行くとちょっと愚図ったこともあったな。でも、親って下の子が気になるよな。
だからお母さんの行動も分かる。ただ、追いかける前に、学校に電話するとかできなかったかな? ちょっと盲目的すぎる気はする。しかも自分の危険も顧みず。お姉さんへの配慮が足りない印象はあったな。
菅原文太みたいはお百姓だなと思っていたら、ご本人でした。余りに雰囲気だったので、これは、(笑)でした。
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