「いくつか気になるが」おおかみこどもの雨と雪 ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
いくつか気になるが
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竜そばが、あまりにも、だったので、その話を友人にしたらこの作品をオススメされたので、観てみた。
時かけ、サマウォ、バケモノ、未来は劇場で観てきたのに、なぜかこれだけ抜け落ちていた。
当時息子に「すごくよかった」と聞き、小さい頃フランダースの犬で号泣していた息子らしいな、と思ったものだが。
と、余談はさておき。
うーむ、自分がおかしいのかなぁ。
細かいところが気になってしまって。
笑顔でいなさいといわれ、信じて葬式で笑ったら怒られた、って。(笑)
仕事もなく田舎に移り住む。
健康ならいいだろうけど、病気になってしまったら?(動物病院か人間の病院で悩むとかではなく)
本を買い込んで(借りて?)自力で治すのだろうか、とか。
なぜあの少年は会った直後から「花」を追いかけ回すの?とか。
あの悪天候での学校の判断が遅すぎるわ、とか。
どうでもいいところが気になるのも困ったもんだ。
ざっくりと、おとぎ話を織り交ぜた親離れ子離れの作品と捉えれば、いいのかな。
いつの時代でも、寂しさが伴うことが多いものだし。
親は子供が元気で幸せでいてくれたらそれでいい。
離れて暮らす子供がいると本当にそう思うもの。
感謝の気持ちなど表さなくても。
だから、山で狼として生きていく雨を明るく見守る花の姿は共感できたし、雪の生き方も。
でもやはり、時かけ、サマウォは超えなかったな。
もっと若い頃に観たら違っていたかなぁ。
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