「まさにタイトル通りの物語」おとなのけんか 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
まさにタイトル通りの物語
いわゆるワンシチュエーションの会話劇。
子供の喧嘩で傷を負わせた子と負わされた子の両親が集まって話し合ううちにどんどん険悪になり、最後にはみっともなく罵倒しあうという舞台劇を名匠ロマン・ポランスキー監督が監督したコメディー。
最初は取り繕って上辺の会話をしている彼らが、次第に対立する様子が会話の流れのなかで自然に描かれていて、笑っちゃうけど、ちょっとした一言からお互いの化けの皮が剥がれていく様子がちょっと怖くもある。
たった80分の物語に色々な要素が詰まっている名作。
コメントする