セルビアン・フィルムのレビュー・感想・評価
全5件を表示
この作品は一線を超えてしまっている。
いつホラーになるのかドキドキしながら待っていたがホラーというより下品なポルノ映画という感じ。とにかく不快になる(特にラストシーン)。この映画は悪い意味で一線を超えている。僕が昔からホラー映画好きなのは家内もよく知っている(家でもたまに観ているし)が、この映画の後半の内容を知ったら家内は僕の人間性を疑ってしまうのではないか?子供が2人出演したいるがよくこんな映画に出ることを親が承知したなと思った。
真面目に撮った映画です
前半は少しおちゃらけた部分もあって、ディルド(張り型の大人のオモチャ)で交通整理には笑た!もう、お腹抱えて笑った…私だけでしょうか?
後半はかなりグロくなります。話の筋が解らなくなりました。
この作品が無修正で日本公開出来る奇跡
初鑑賞。一番の驚きは本作が完全無修正で
令和の日本で公開されている事実。
落目だけど幸せな家庭を持つポルノ男優が
正体不明の男から高額で出演依頼された撮影が…。
幼い息子がお父さんの出演している
ポルノ作品を観てしまう微笑ましいOP。
前半は鬼畜作品とは思えない
知性すら感じる興味深いアプローチ。
一旦リミッターが壊れてからは
タブー描写のオンパレード。
怖いとかグロい以前に表現として
これ本当に大丈夫なの?と思わされる
倫理観が崩壊した世界。
残酷な映像が見たいんでしょ的な
アメリカ製脳天気ホラーとは一線を画す問題作。
演出が見事なので中弛みすることなく
観客の不謹慎な好奇心の扉を優しくノックしながら
後半でドアを蹴破り狂気の世界に
一気に突き堕としてくれます。
追伸:
ここ最近の作品を観ていると男性器解禁?
雑なボカシは凄く冷めるので良い傾向かと。
アーティスティックポルノ男優
もうすぐ学校に通い始める年頃の息子を持つ元ポルノ男優が、昔の仕事仲間のポルノ女優の口利きで特別なポルノへの出演を受ける話。
金銭的にカツカツの暮らしをしている中でも、正体のみえない仕事を1度は断ったが、ギャラを聞いた嫁の目が輝いて契約書にサインをして巻き起こるストーリー。
まあ特別な客の嗜好がどうのでなんとなくスナッフだろうなとは想像もしちゃうけれど、撮影が始まって暫くは…。
お目覚めからの新しいジャンルの説明やフラッシュバックは、まあ確かに超過激ではあるけれど、ゴアな部分はまあこんなものかなと。
繰り返し繰り返しそれらを見せて行くから耐性が低い人にはヤバいのかも知れないし、精神的なエグさとか不快感はかなりのものだったけれど、ドラマとしては面白味があまりないし、同じことの繰り返しにテンポの悪さを感じて冗長だった。
そしてこれ、ドラマ部分は殆ど憶えてなかったけれど、昔劇場で観賞した記憶あったわ…(-.-")
暗い映画
家族のために仕事を引き受けたポルノ男優がずるずると犯罪組織に引き込まれてしまう、ファーゴのような展開だなと感じた。
この手のホラー映画によくある悪役が勝ってしまう後味の悪い終わり方だけれど、最後の最期まで勢いを失わなかったダークな映画だなと感じた。
「自分が見たいあるいは世界が欲しているんだ」と私利私欲で、ああいう殺人フィルムを撮っている秘密結社がいるのでないかと感じるオチで気味が悪い。
幼い子供や赤ちゃんまで犠牲にする・・・ここまでチャレンジしたと唖然してしまった。
全5件を表示