劇場公開日 2012年7月7日

「爽快感につつまれながらも、自分自信に問いかけられています。」スープ 生まれ変わりの物語 ごっつさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0爽快感につつまれながらも、自分自信に問いかけられています。

2012年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

映画を見るのはすごい久しぶりでした。
あらすじはチラシなどからなんとなくわかっていたつもりですが、実際映画を見て、なんといっていいか、まず、こんなに涙がでた映画ははじめてでした。
最後のシーンは、ほんとに涙があふれてきました。
涙だけではないです、思わず笑ってしまうところもたくさんありました。
ただの親子の絆の物語ではないです。
この世で死に、あの世ですごし、生まれ変わるという前代未聞の展開は、おおっと思うところがたくさんあり、ああここに繋がっていたんだという伏線もあって、それが頭の中でスパッとはまる気持ちよさ。そういうところも面白かったです。

そして、原作はノンフィクションなんです。

一緒にいった友達は、「いつ死んでもいいと思っていたけど、現世に愛着がわいてきた。当分死にたくない。」と帰りに言っていました。
「やっぱり、今こうしてみんなといるのも縁だよねー。今が大事だね」「友達にもみてもらいたい」と別の友達は言っていました。

これほど、自分の価値観が揺さぶられた映画はないです。
次は妻や、他の友達も誘ってまた行きます。

ごっつ