「昔々、ヘンゼルとグレーテルは成長して、魔女ハンターになりました」ヘンゼル&グレーテル 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
昔々、ヘンゼルとグレーテルは成長して、魔女ハンターになりました
「アリス・イン・ワンダーランド」「赤ずきん」「スノーホワイト」「マレフィセント」などなど、童話の独自解釈実写化。
本作の題材は、「ヘンゼルとグレーテル」。
実は、お菓子の家ぐらいしか覚えていない「ヘンゼルとグレーテル」。
とは言え、これまたびっくりというかユニーク。
その後二人は、魔女ハンターになっていた!
“その後”の物語なので、元ネタはお構いなし!
兄妹と魔女のバトル!
と、グロも。
よくこんな風に物語を膨らませる事出来たなぁと、ある意味感心する。
ジェレミー・レナーは黒服であんな武器を構えると、あのヒーローを思い浮かべてしまう。
ジェマ・アータートンはタフで色っぽい魅力を発揮。
ファムケ・ヤンセンの魔女なんてハマり過ぎでしょ!
武器がレトロ風だけど近代っぽかったり、CGがちょっとしょぼかったり、兄妹がそれほど強くなかったり、ツッコミ所は多々。
アクションのテンポは上々、魔女のグロテスクメイクは本格的。
魔女の手下のトロールがブサ可愛いナイスキャラ。
ハリウッドお馴染み予算かけたB級ではあるが、なかなか楽しめるダークファンタジー・アクション。
日本未公開が残念。
この兄妹には次は是非とも“ワルプルギスの夜”と戦ってほしいもんだ(笑)
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