「【”What a Wonderful World。そして恋の胸筋ダンス。”ドウェイン・ジョンソンの魅力溢れるコメディ要素満載のジュール・ヴェルヌの「神秘の島」を下敷きにしたアドベンチャームービー。】」センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”What a Wonderful World。そして恋の胸筋ダンス。”ドウェイン・ジョンソンの魅力溢れるコメディ要素満載のジュール・ヴェルヌの「神秘の島」を下敷きにしたアドベンチャームービー。】
■謎の島からの救難信号を受信したショーン(ジョシュ・ハッチャーソン:前作に引き続き一人だけ続投。大きくなったね。)は、知的で器の大きい筋肉義父ハンク(ドウェイン・ジョンソン)やパラオのお調子者のオンボロ観光ヘリ操縦士のガバチョ、その娘カイラニと共に謎の島へ旅立つ。
雷鳴轟く中、危険を乗り越えて何とか辿り着いた場所は、ジュール・ヴェルヌが書いた「神秘の島」だった。
そこで祖父(ナント!マイケル・ケイン)と再会したショーンは、想像を絶する冒険にミ皆と一緒に出る。
◆感想<Caution! 内容に少し触れています。>
・今作の様な、アドヴェンチャー映画に余計な突っ込みは入らないと思う。
ー 例えば”あんなボロッチイヘリで無傷で島に到着するなんて、ありえない!”とかね。-
・主役は前作に引き続き登場したショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)だと思うのだが、彼の義父ハンクを演じたドウェイン・ジョンソンが、矢張り圧倒的に魅力的である。
ー ショーンを気遣いつつ、カイラニに恋したショーンに島で披露する”恋の胸筋ダンス。”そして、ウクレレ片手に披露する生声の”What a Wonderful World。”
これが、良い声なんだなあ・・。-
・爬虫類の卵の上に立ったシーンや、金が降り注ぐ火山に娘カイラニを大学に進学させるために、単身で掛けるシーン等も笑えるが、何だか良いのだなあ・・。
ー カイラニにショーンが”親が介入して来るのは面倒なんだよね‥”と言うのに対し、彼女が答えた台詞
”全然介入しない親より余程、増しよ!”なんていう会話のシーンも親子の関係性を示唆しており、何となく沁みちゃったりするんだよね。-
<今作は、前作に引き続き、ジュール・ヴェルヌの「神秘の島」を下敷きにした壮大なアドベンチャー作品なんだけれど(前作は「地底旅行」。)こういう作品を観て大人は童心に帰り、子供は冒険の楽しさを知ると思うんだよね。
このシリーズは今作で終わりなんだけれど、夢のある良いシリーズだと思ったよ。>