「切ない」アルバート氏の人生 kakerikoさんの映画レビュー(感想・評価)
切ない
彼女の不幸な生い立ち、暗い過去が少なからずも今の彼女を形成している。
それから女性軽視の時代。生き辛さがあっても、たとえ男装という仮面をかぶっての日々であっても自分の夢を持っていたことは強みだった筈なのに…。
恋は盲目では済まされない、小さな箱庭の世界で規律正しくは生きられても刺激ある外の世界(人)とのことは思い描くようにはいかないものだ。
しなやかに。例え細く頼りない枝でも折れなければ、いつかはその先に芽吹き花をつけられただろうに。
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