シュガー・ラッシュのレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
ちゃんとゲームのキャラクターだから出来るストーリーになっていて、脚...
ちゃんとゲームのキャラクターだから出来るストーリーになっていて、脚本の勝利。
ラルフの壊す性質とフィリックスの直す性質がストーリーの中で上手すぎるくらい機能していて感動した。
バグが相手とか、廃棄されたゲームのキャラが他のゲームキャラになりすまして潜んでるとかめちゃくちゃ面白い。
ヴァネロペちゃん可愛すぎ。
ラルフが最後屋上から落とされることが好きになったっていう理由が、みんなと仲良くなったからとかじゃなくて持ち上げられるとシュガーラッシュで活躍してるヴァネロペが見えるからってのもエモすぎて涙。
今ひとつかな
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ゲームの中の悪役が主人公。
たまにはヒーローになりたくて、メダルとやらを取りに行く。
そんな中でレーサーになりたい女の子と出会う。
最初は腹立つ奴やなと思ってたけど、友達になる。
でも敵に騙されて、彼女のためにしたことが誤解を生んだりする。
そんなこんなを経てまた仲良くなり、彼女は王女的な人と分かる。
こうして一連の旅は終わり、悪役ながらもみんなから好かれた。
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ズートピアがやたらと面白かったので、期待して見た。
でも細菌を撲滅しながらのためか、あんまり伝わらず。
現時点では星2つの判断とする。
ちゃんとゲームのキャラクターだから出来るストーリーになっていて、脚...
ちゃんとゲームのキャラクターだから出来るストーリーになっていて、脚本の勝利。
ラルフの壊す性質とフィリックスの直す性質がストーリーの中で上手すぎるくらい機能していて感動した。
バグが相手とか、廃棄されたゲームのキャラが他のゲームキャラになりすまして潜んでるとかめちゃくちゃ面白い。
ヴァネロペちゃん可愛すぎ。
ラルフが最後屋上から落とされることが好きになったっていう理由が、みんなと仲良くなったからとかじゃなくて持ち上げられるとシュガーラッシュで活躍してるヴァネロペが見えるからってのもエモすぎて涙。
夜の秘密の世界
飛行機の中で視聴。
日本でもおなじみの既存のゲームキャラがたくさん出てくるのっていい。
からだがすごく大きいキャラとすごく小さいキャラのコンビってなんかツボ。
人間たちがいなくなった夜の世界、というシチュエーションもなんかいい。
グリム童話の「小人のくつや」とか、絵本の「チックとタック」が原体験としてありそう。
アンゼルセンの「くるみ割り人形」…はちょっと違うか。
「トイストーリー」もこの系列だよね。
好みではない、珍しくリタイア
ラルフのキャラは外見に反して不器用だけど心優しい感じで、モンスターズインクのサリーやシュレックとキャラが被る、同じようなキャラばっかりイラナイ
ゲームセンターも行かないし、ゲームも全くやらないので作中のパロディも分からず、、
吹き替えで観たのですが子供の声がすごい耳障りでリタイア。
ゲームが好きな人におススメします
こんなに評価が良いとは思わなかった ※本筋に関わるネタバレはなし
ディズニーが作ったからこの評価、というのもあるかなと個人的には思います。途中までどんなに取っ散らかってても、最後に何か良い感じに話を纏めるのは上手なんだよな、ディズニー作品って…
あらすじ:
嫌われ者で孤独な悪役を演じるのに嫌気が差し、ヒーローが手にするようなメダルがあれば自分も人気者になれると考えたラルフは、ガンシューティング「ヒーローズデューティ」でメダルを貰えると聞き、力ずくでメダルを持ち帰ろうとする。しかし敵キャラの虫を体につけたまま宇宙船に乗ってしまい、レースゲーム「シュガー・ラッシュ」に墜落、ゲーム内に虫を放ってしまう。それに気付かないままエラー持ちの嫌われ者ヴァネロペと出逢い、絆を深めていくが…
物語の中で、色々起きてはいます。起伏も一応あります。が…どうも主人公が自分勝手で入り込めませんでした。メインの主人公はラルフなのでしょうが、ヴァネロペと併せてダブル主人公と言っても良いかと思います。が、なんと両者とも自己中。
自分のことしか考えず、ラルフは「メダル欲しいメダル欲しい」ヴァネロペは「レースに出たいレースに出たい」と両者ずっとそればかり。ラルフは人気者になりたいがためにメダルメダル言ってて、ヴァネロペはそもそもレーサーとして作られたキャラだから、とにかくレースに出たくて仕方ない。そのためには他人の迷惑なんて考えない。
一応、2人に共感(?)できるように、その自分勝手な振る舞いの理由もきちんと説明されるんですが、それにしても…どこまでいっても自分自分のストーリーで、ラストに漸くラルフが善に目覚め、取って付けたようなヒーローショーに。
ヴァネロペに至っては最後まで反省しないというか、悪いことしても謝りません。子供向けなのに良いのか、あれで。
ヴァネロペはゲーム自体を破壊するかもしれないエラー持ちだから、もし性格が良くても嫌がられてたのかなーと思いますが、ラルフは単に、自分勝手ですぐキレて暴力を振るうから嫌われてるだけでは?としか思えませんでした。だって(呼ばないのも失礼とはいえ)お祝いの席に突然やってきて、「俺が!俺が!」とキレて手作りケーキぶっ潰すようなクズ嫌だろ…
序盤で「俺は悪役やってるけど本当は悪い奴じゃない」みたいなこと言ってたけど、いやお前割とクズだよ?
続編と知らずに『シュガー・ラッシュ オンライン』を先に見てしまったので、ヴァネロペのクソガキ具合もラルフのアホ具合も知ってたつもりでしたが、1作目はここまで自己中だったのか…と唖然としました。
正直、本作を見ずに続編を見ても何ら支障はありません。本作でラルフとヴァネロペが出逢って、何やかんやあってお互い唯一の理解者になりましたってことだけわかってれば充分です。
終わり方も何か物悲しいし、脇役の蛇足(に見える)恋物語といい、続編ありきの終わり方という感じがしました。
あと字幕で見たんですが、凄く気になったのがヴァネロペの声!!何であんなガッサガサの枯れ果てた声の人選んだの!?というくらいのガラガラ声で、最後までそれがずっと気になって気になって。逆によく見付けてきたなと。どう考えても子供の声じゃない。
調べたら、声優じゃないみたいですね。コメディアンで俳優もやってるみたいですが、演技云々よりまず声がガラガラ過ぎて気になって、そればかり気にしてしまい字幕を見逃すわガラガラで聞き取りづらいわで巻き戻す…を何度かやりました。そのくらいガラガラ。英語版だとヴァネロペがとにかく全然可愛くないので(性格は仕方ないとして)、日本語版で見た方が良いかもしれません。字幕派ですが、今回は字幕で見て凄く後悔しました。
ストーリーやキャラクターに全然のめり込めなかったので、それ以外の魅力というと、日本のゲームのキャラクターがチラッと出てくることと、音楽、映像の明るさや疾走感でしょうか。
ストリートファイター、マリオ、ソニックのキャラが出てきましたが、喋らせてはいけない契約でもあるのか、それとも声優集めるのが大変なのか、喋ってるシーンはほぼなし。
音楽は本当に良くて、ディズニー関連は大抵どれも良曲ですが、本作は群を抜いてセンスが良かったと思います。
アベンジャーズやプリンセス系のような壮大な音楽やクラシック系ではなく、現代のポップミュージックを使っていますが、どれもカラフルでポップな背景やレースのスピード感と合っていて、目と耳が忙しい。笑
「ただのBGM」ではなく映像と完璧にマッチしていて「おっ」と思わせてくれます。
EDで、洋楽に興味のない家族が「これ誰の曲?」と聴いてくるくらいなので、ぜひ音楽は楽しみに。
映像は、序盤はそうでもないですが、「シュガーラッシュ」のゲーム内に入った後はとても明るくポップで、カーレースの疾走感も気持ち良く、子供も充分楽しめると思います…が、やはりキャラクターが自分勝手すぎるのが難点かな。子供に見せるのは躊躇します。
キャラクター設定的には続編の『シュガー・ラッシュ オンライン』がお勧めですが、ポップで可愛らしい映像は本作の方が堪能できますし、続編はインターネットの世界の話になるため、少し年齢層が上がりそうです。インターネットの基礎知識があり、YoutubeやSNSを日常的に使っているくらいの年齢でないと、理解できないかも。「いいね」欲しさに動画をアップしまくって…など、時代に合った問題も起きるため、本格的に教える前段階として、教育的な意味でも良いかもしれません。
音楽性の高さはそのままに、キャラクターも割とまともな性格になっており、友達同士で高め合うことや、友情の大切さを感じさせてくれます。
本作は色々事件が起きてはいるし、ラルフとヴァネロペがどう分かり合ったのかもきちんと描かれてはいるんですが、どうも話があっちこっちするわ、全部主人公が引き起こしたことだわ、その割にワタワタ尻拭いしてるのは脇役たちだわで、始終何かなーと思ってたら終わってしまいました。最後は綺麗に纏まってるんですけどね…
続編は「ネット世界をよく表現したな」と感心する反面、ちょっと冗長な部分もあったので、疾走感でいうなら断然本作の方が楽しめたんですが。
そういうわけで、キャラクターの性格を置いておくなら本作も良作と言って良いと思います。続編とセットで見ることをお勧めしたいのですが、本作と続編とは年齢層が微妙にズレている気がするのは何故なんだろうなあ…
個人的には、楽しめはしたけどもう一度観たいとは特に思わない作品でした。地上波でやってたら見るかも。
子供にウケたのか?大人には退屈な作品
個人的に駄作の部類だと思う。
メインの二人が基本的に自分勝手でイライラしかしなかったのと、中盤までの内容がかなり薄く退屈で途中で眠くなった。
脇役同士の恋愛も特に必要なかったように思う。
ラストは上手くまとまっていて良かったが、それ以外の粗が目立つのでこの評価。
そもそもゲームの住人がラルフを邪険にしなければ良かったし、邪険にし...
そもそもゲームの住人がラルフを邪険にしなければ良かったし、邪険にしてたならしてたで何を勝手に和解しとんねんラルフの暴走のせいで死にかけたんだぞと思わないでもないが……。
今どきの道徳っぽくまとめると「社会で(本人が望む望まない関わらず)与えられた役割で人の価値を決めつけてはいけない」みたいな感じだろうか。それは子供向けアニメとしての建前で、成人男性からしたらレトロゲームをかき集めてパッケージにしただけで楽しい。レトロゲーの住人のラルフやフィリックスが今時のFPSを見たときのセリフもゲームの変遷を見てきた人ならクスリとくると思う。真面目なテーマをしっかりエンターテインメントにできるのは流石。
こんなに面白いとは知らなかった
今 上映中のシュガーラッシュ・オンラインが評判がいいので
観たくなり、ならシュガーラッシュ観なくちゃいかんでしょということで、レンタルして観ました
ゲームのキャラクターたちのお話でおなじみのキャラクターが
出てくる
私はゲームをしないので、ゲームをしている人はもっと
楽しめたのではないでしょうか
お菓子の中でレースを繰り広げるシュガーラッシュの世界は
綺麗でワクワクする
ラルフとヴァネロぺが出会いハラハラ ドキドキ ワクワク
ハッピーな物語が繰り広げられる
何と言ってもレースシーンがワクワク
スーパーマリオカートを思わすような 自分がレースを
しているような気分になる
続編を絶対観たいと思った
ふつうに面白い
オンラインを見るために予習で視聴。
典型的な自己同一性を求める話で、
伏線もきれいに改修して面白い。
色々と小ネタを楽しみながら見られるので、
DVDで見ても楽しめる映画だと思いました。
面白い
ゲームの世界はいちいち綺麗で可愛いし、主人公二人の関係や他の人間関係も良い。
最初、ラルフが可哀想だし(悪役という設定は知っているはずなのに同ゲームの仲間にも怖がられたり嫌われたりするのか、と)、ヴァネロペはわがままというか強気すぎてあまり好きなキャラではないと思ったのだけど、最終的にはどちらのキャラも凄く魅力的なキャラになった。
ヴァネロペは結局プリンセスで、ラルフは悪役の自分を受け入れるのだけど、ラルフを取り巻く環境が変わったから良いかなと思う。
ゲームキャラクターと侮るなかれ
ストーリー的な目新しさはないものの、虐められるヴァネロペが可哀想で仕方ない人が観ると、応援したくなる(笑)
勿論、何処かで観たキャラクターがここかしこに出ていて、しかも喋るのだからそれを見るのも楽しみの1つか。
単なるキャラクター頼みのごちゃごちゃした作品でなく、壊し屋ラルフとヴァネロペの変化(成長)のドラマとして楽しめる作品。
とあるゲームセンター。閉店後になると人知れずゲームキャラ達は互いに...
とあるゲームセンター。閉店後になると人知れずゲームキャラ達は互いに交流を深めていた。ドンキーコングとクレイジー・クライマーを足して2で割ったようなゲーム『フィックス・イット・フェリックス』の悪役ラルフはいつも厄介者扱いされて一人ぼっち。ヒーローになりたいと思い立ってシューティングゲーム『ヒーローズ・デューティー』に乱入してヒーローメダルを手に入れるが、ゲームの敵キャラで無限に増殖する凶暴な虫ロボのサイバグを孵化させたことに気づかないままファンシーなレースゲーム『シュガー・ラッシュ』へ侵入、そこで出会った天真爛漫な少女ヴァネロペのレースデビューを手伝うことになるが・・・
中年大喜び懐ゲーキャラの同窓会的ネタでのツカミ、超典型的ツンデレキャラのカルホーン軍曹他計算され尽くしたキャラ構成、華やかな彩りの画面と裏腹の深遠なテーマを織り込んで練りに練られた意表を突くストーリー、何もかもが完璧、子供達はニコニコ、大人は3Dメガネを拭くふりしてそっと涙を拭う、そんな素晴らしいアニメです。加えて、冒頭の短編『紙ひこうき』、全編モノクロで無声という挑戦的なフォーマットで綴る恋物語も美しいです。
悪役だって辛い
主人公のラルフは心優しい悪役。
誰よりも人を想いやる心の持ち主だが、
悪役の立場からいつも嫌われ役だ。
そんな日常に嫌気がさし、別のゲームでヒーローになり皆から認めて貰うべく、自分のゲームを抜け出してしまうのだが…
ゲームの世界でヒーローになって皆に慕われたい悪役が主人公。
「悪役だって周りや子どもたちからチヤホヤされたい。」
そんな無念を抱えながら、日夜ゲームに登場する悪役キャラは悪を演じているのかもしれない。
非常に斬新なストーリーと、ゲームをした事がある人なら一度は見たキャラが登場することが最大の魅力。
特に、ファミコン世代の大人達も青春を思い出す懐かしいキャラを見つける事が出来るのではないか。
物語自体の完成度も高く、ストーリーも分かり易い為、一人だけでなく家族で楽しめる映画。
笑いの要素は多いが、最後にはしっかり泣かせてくれる。
この映画を観た後は昔のゲームを引っ張り出して遊んでみるのもいいかもしれない。
彼らも私達が楽しくゲームをする事を望んでいるのだ。
3.4
思った以上によかった。
ぱっと見で子どもっぽくて、少し幼稚すぎるんじゃないかなあと思いつつ観たら、結構おもしろかった。
道徳的にも考えさせられるし、いろんなゲームが登場するから笑えるところもある。
解像度とかコンセントとかの設定が個人的にすごくおもしろかった。
でもこの映画の1番すごいところは、着眼点だと思う。ゲームの世界っていうのも新しいし、主役が悪役のまま終わるっていうのもすてき。
それにターボとかのヒーローが悪役でてくるのも驚いた。そういったもろもろの事情があるのもいいなと思った。
単純すぎず複雑すぎず、ディズニーのいいところだね。
ズートピアがますます観たくなった。
最後に「おれは悪役、それでいい」は名言だと思う。
悪「役」。
Fix-It Felixというゲームの悪役で、そのゲームの主人公やキャラクターが楽しそうに暮らすマンションの脇のゴミ溜めに一人ぼっちで暮らすラルフ。
ゴミ溜めから、みんなに慕われ好かれる主人公フェリックスを眺め、30年間悪役を演じ続けたラルフの「みんなから愛されるヒーローになりたい」という掟破りの夢。
そんなラルフが出会った、シュガーラッシュというゲームのキャラクターの女の子ヴァネロペ。
生意気で皮肉屋、ワガママだけど、「欠陥プログラム」と呼ばれる彼女もまた一人ぼっちです。
欠陥プログラムだということを理由に、レース出場を禁じられている彼女の夢は「レーサーになりたい」。
そんな似たもの同士の二人がぶつかりながらも協力し合い、ラルフは「ヒーローになりたい」という夢を、ヴァネロペは「レーサーになりたい」という夢を叶えます。
悪役会合でザンギエフも言っていたようにラルフは悪役でこそあれ、本当の悪人ではない。悪役がいなくちゃゲームは成り立ちません。
ラルフは気は短いですが心根はとっても優しいのです。
ヒーローメダルをずっと欲していたラルフにヴァネロペが首に掛けてプレゼントした「私のヒーロー」と書かれたクッキーのメダルはベタながらも涙が滲みました。
欠陥プログラムの彼女がレースに出場し、万が一優勝ということにでもなれば、プレイヤーに故障と思われ修理に出され電源が抜かれてしまう、そうしたら欠陥プログラムの彼女は避難することが出来ない、死んでしまう、と聞いてラルフは泣く泣く2人で作ったレース用の車を破壊します。
今まで「壊す」ことしか出来なかった自分が、初めて協力して何かを「作った」、それをまた自分の手で壊さなければならないラルフ、
信じていた、やっと出来た友達だと思っていた人間に理由も知らされずやっと手に入れた車を壊され「裏切り者!あんたなんかもういらない!」と涙を流し走り去るヴァネロペ、このあたりからがっつりストーリーに入り込んでいました。
子供のころ一度は考えたであろう、ゲームの電源を切ったら中のキャラクターは休んでいたり普通にお話したりしてるのかな…?という、トイストーリーのゲーム版という感覚でも楽しめました。
特にワクワク、更に発想に関心したのが、キャラクターがコンセントの線を電車のレールのようにして移動、コンセントの親の部分(たくさん刺さっているところ)が「ゲームセントラルステーション」という駅のようになっていたところ。
いい大人が子供のように「うおー!すっげー!!」とニヤニヤしてしまいました。
ゲームの設定やキャラクタービジュアルも凝っていて、特にシュガーラッシュのコースやキャラクターたちの衣装などがかわいすぎてもっとアップでゆっくり見たかったくらい。
ヴァネロペの髪についているデコレーション用シュガーもたまりません。
ドーナツの警官や、いろんな形のキャンディの観客、チョコレートの池にキャンデイの木、グミの腰掛け…、シュークリーム屋さんのキャラクター、ビアードパパが出てきたときは「おおっ!」となりました。
ゲームの悪役が悪役であることについて考え、そして「ヒーローになりたい」と思い、行動する、正に本当の意味での「自分探し」、大人が楽しめる映画でした。
短編の「紙ひこうき」もとっても素敵なお話!ちょっと涙ぐんでしまいました。
久しぶりのディズニー映画でしたが、やっぱりディズニーは鑑賞後幸せな気持ちになれるなーと思わされました。
楽しくて泣ける
CGアニメがとにかく苦手で、どんな傑作と呼ばれた作品であっても、全然面白いと思えず、疎外感ばかりを抱いていて、この映画も後学のためにチェックしておくというような気持ちで見に行ったところ、大変感動し感涙にむせいでしまった。CGアニメ映画で面白いと思ったのは『ミスターインクレディブル』以来だった。
そもそもCGアニメの絵空事な感じがとても苦手で、こいつら本当はいないだろと実在感のなさばかりを突き付けられる感じがする。ところがこの映画はそもそもゲームの中のプログラムされたキャラクターなので、そもそも不在の存在を描いているのでその違和感を抱きようがなかったのかもしれない。ストⅡやパックマン、クッパ大王など日本のゲームが生み出したキャラクターをとても尊重してくれている感じが嬉しい。
主要な登場人物を取り巻く連中が一体なぜそんなにも底意地が悪いのか、話を盛り上げるためだけにそういった描き方をするのはいかがなものかと思っていたら、シュガーラッシュの人々は悪者に操られていてそうだったのかと伏線となっていた。しかし、ビルを直すゲームの人々は素で性格が悪かっただけなのは逆に驚いた。いいのかな。
ベネロペがバグを使ってレースを有利に展開させるのはズルだと思った。ベネロペもラルフも嫌われ者という疎外された者同士が協力してレースでの勝利を目指して特訓する場面が素晴らしかった。その際に掛かるリアーナの音楽がとてもかっこよくて、itunesで曲を買った。AKB48のテーマ曲も良くてそれも買った。シューティングゲームから現れた女が一人だけ8頭身で、変にかっこよくて逆にこっけいな感じになっているのが面白かった。
楽しくて泣ける素晴らしい映画だった。
ディズニー史上No.1!!(私しらべ)
鑑賞後とても幸せな気分になりました。
制作側の作品に対する愛情がこれでもか!っていうくらい感じられます。
「さすがディズニー」この言葉に尽きます。
子供の頃にゲームセンターや友達の家に集まって日が暮れるまでゲームをしていた経験があるなら男女問わずハマること間違いなしです!
満点もらえる仕事ぶり。
例えば俳優は仕事でとある人物を演じているが、人気ドラマや
人気シリーズともなれば、延々とそのイメージを抱かれ続ける。
定着するのは人気同様、そのキャラクター=本人というわけで、
今回のディズニーアニメは、その感情を巧く掬いとって観せた。
実際に観てみるまで何がそんなに面白いのか分からなかった。
座席予約をとる際にも(平日ですら)ほぼ満席状態、
確かに春休み中ではあったが、この人気は何?と感じていた。
やだな~^^;おこちゃまに囲まれてオバサン一人ってのもな~^^;
なんて危うく地団駄を踏みそうになったけれど、観て良かった!
クライマックスなんか、ついに泣きそうになった。
自己犠牲が何もかも美しいとは限らないが、適材適所を知った
主要メンバーが今、ここをどう演じるべきかを問われたとしたら
今作のラルフは100点満点をもらえる働きをする。自分にとって
最高の居場所は悪役に徹することだと気付いた彼の清々しさ。
英雄には英雄としての苦悩が^^;あったりするもんなんだわね…
フェリックスの優柔不断ながら友達想いなのも泣けてきちゃうし。
やたら社会の縮図を観せるような展開に大人でも惹き込まれる。
ベテランが若手に抜かれる瞬間や、常に世間の流れを掴んでは
ゲームに反映させなければ落ちこぼれていく容赦ない競争社会。
そんな世界で何十年も(たとえばベストテン内に)君臨することの
難しさを、まさかこのアニメがまざまざと見せつけてくるとはね…。
ゲームにはとことん疎いので、それぞれの元ネタは分からず(残念)
しかし悪役が揃って裏でセラピー(ホント好きよね、向こうの人は)を
受けているところなんか本当に笑える。郷に入ったら…っていうのは
世知辛い伝え文句ともいえる。自分の勝手とは無縁で容赦がない。
さて、コンセントを通じて(爆)他ゲームの世界に入り込んで、見事
メダルをゲットしたラルフだったが、その後に入った女の子ゲーム
シュガー・ラッシュで、仲間外れにされているヴァネロぺという子に
まんまと奪われてしまう。やたら自信家の彼女がなぜこのレースに
出られないのか?ここが今作の肝になるんだけど、まだこの時点で
その謎は分からない。どうやらシステムの不具合が原因らしいけど…
彼女の願いを叶えてあげようと尽力するラルフに対して周囲は冷たく、
ゲームの大王からは、彼女が優勝すればゲームの末路がどうなって
しまうかを聞かされる。どのゲーム機も「故障」の札を貼られ回収されて
しまうことを何より恐れているのね。そこでラルフがとった行動とは。
これ、モデルは絶対日本人だろう(そうなんですけど)のヴァネロぺ、
まんまるデカいお目目に(爆)派手なファッション(原宿系でしょうかね)
日本文化がこういうところで大いに影響を与えているのはホント愉快。
ピクサーと合体してからのディズニーが、かなり考えを柔軟に変えた
のも、まぁそれが興行的ヒットに繋がることが実証されてきたからか。
ゲームの歴史を語る場面での重要な伏線が、ラストで出した答えとは…。
何でも一番になりたがる誰かさんに聞かせてやりたくなるオチのつけ方。
汚い手段で得た名声などどっかで化けの皮が剥がされるといういい例だ。
元の才能(それぞれの)を如何なく発揮できる現場で、脈々と仕事に励める
環境作りこそ大切!と、オトナ社会に向かって声高に叫んでいる意欲作。
短編「紙ひこうき」は、いかにもディズニーらしい洒落た出逢いが美しい。
(一番高い所から見る最高の景色も、ひとりで見てたら寂しいものかもね)
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