「鑑賞し終わった後、泣いた」009 RE:CYBORG Haniwaさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞し終わった後、泣いた
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六本木ヒルズの先行上映会で鑑賞してきました。
映像:
非常に良かったです。今まで見たことが無いような表現でした。
セル画調でありながらもしっかりと3Dで、009役の宮野さんが言われたように009が加速装置での加速中の表現、特に雨粒の表現が素晴らしい。
00ナンバーズのアクションシーンなど動きの激しいシーンほど感動します。
しかし00ナンバーズ以外のキャラクターの作画が、淡白過ぎた感じがします。
00ナンバーズ以外は攻殻機動隊のモブをそのまま持ってきただけでは?
音楽:
非常に良かったです。
川井憲次さんの素晴らしい楽曲に感動。
空中戦のシーンの曲のためだけにでもサントラを買う価値はあると思いました。
ストーリー:
ガンダム00劇場版以上に衝撃的なラストだったと言わざるを得ないです。
期待していた以上の映像や、音楽など素晴らしい作品でしたが、上映時間の残りが20分をきった時点で、「もう投げっぱなしで終わるんだろうな」と確認しましたが、案の定投げっ放しENDでした。
石ノ森先生の原作からすれば、「これはこれであり」と納得も出来はしましたが、期待を良い意味と悪い意味で裏切られたという思いと、自分の中の認めたい気持ちと認めたくない気持ちの葛藤で、帰り道で辛くて泣きました。
映画を観て、その帰り道に辛くて泣くというのは、これまでもこれからももう二度と無いような気がします。
その他:
原作ファン、白黒009、旧009に親しんだ方にはお勧めできる作品ですが、00年代の009だけしか観たことが無い方は鑑賞するのはやめた方が良いと思います。
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