「無法地帯にもほどかある!警察官もワルばかり!」ホーボー・ウィズ・ショットガン ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
無法地帯にもほどかある!警察官もワルばかり!
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「マチェーテ」に続く第2弾?
グラインドハウス・トレーラー・コンテストのフェイク予告編から生まれた作品のようですが、二匹目のドジョウは難しいかな。
面白くないわけじゃありません。むしろ、楽しませてもらえた良い作品でした。でも、パワー不足かな。「マチェーテ」ほどのドキドキは感じなかった。
「グラインドハウス」と言われた時代の映画は、よく知りませんが、自分はこの作品から「悪魔の毒々モンスター」なんかのトロマムービーを思い出しました。
グロさ全快!超ストレートな映像!これでもかってくらいに血飛沫が飛び散り、肉体破壊が繰り広げられる。苦手な人は全く駄目でしょうが、ホラー大好きオヤジの自分には万々歳の作品です。
ストーリーも単純明快。放浪者(ホーボー)がショットガンで悪を殺しまくるって感じです。 見る人を選ぶ、好きな人は好きっていう一本です。
【ネタバレ】
真っ昼間の街中で殺人が行われても、何も気にしない街。悪人を警察に差し出しても、返り討ちにあってしまう。
まぁ、そういうストーリーなんだから、仕方ないけど、あまりにも酷すぎる。
逆に言えば、こいつらがやられた時に最高のカタルシスが感じられるってタイプの作品でもあるんだけど・・・
これは、ちょっと違ってた。
悪人が全部、片付いたのは良かったんだけど、ホーボーは死んじゃうし、仲間の可愛い娼婦は片腕失くしちゃうし・・・
いまいち、スッキリとまでは、いかなかった作品でした。
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