「寝てしまった」J・エドガー 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
寝てしまった
48年間もFBI長官を務めていたことに驚いた。若手の時代が第1次世界大戦でその後アルカポネといったギャングと戦い、科学捜査を取り入れたなどとても勉強になった。また、同性愛や気の小ささなどかなり踏み込んだ人物描写にも驚いた。日本ではなかなか真似できないであろう、そんなアメリカ映画の懐の大きさは素晴らしい。
しかし上映時間が長く、終盤のモノローグの場面で寝てしまった。けっこう面白かったような気がするけど、寝てしまったからと言ってわざわざ見返すほどの気力がわかない程度の面白さと興味ぶりの映画だった。
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