「デコっパチで超人な佐平次」幕末太陽傳 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
デコっパチで超人な佐平次
57年川島雄三監督。
人を喰ったようなOPから川島節。品川宿という限定された舞台。語り口にリズムがあり見ているだけで心地よい。自分は落語には明るくないが、監督は相当好きだったのかな。
フランキー堺が絶好調。まさに水を得た魚。段々とスーパーで謎男化していく様が痛快!
終盤まで怒涛の展開だが、ラスト前のギア入れ替えが見事。
佐平次の持つ粋と軽さと病んだ体、というと監督そのものではないかと思い当たりましたな。
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