劇場公開日 2012年7月13日

「3作目がラストだと思っていたのに、なぜか続編が・・・」BRAVE HEARTS 海猿 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.03作目がラストだと思っていたのに、なぜか続編が・・・

2018年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 滑走路に胴体着陸するのは無理!ということで、下川(時任三郎)の提案で東京湾に緊急着水することになった。その過程はかなりリアリティに富んでいる(と素人目には映る)。要救護者を全員助けることがテーマではあるが、人間ドラマの部分がとてもシンプルで感情移入しやすい。「隠してることがある」と仙崎の妻(加藤)に打ち明けようともするが、なぜか言えない美香。救出の際に吉岡本人に言おうとするも、彼は制止した。しかし、その直後、吉岡は沈みつつある206便に取り残されてしまった・・・

 海上保安官が一人死亡して乗員・乗客は全て救助された!これだけでも感動的だったのに、遺体確認のために潜ったバディたち。なんと吉岡が生きていた!!おいおい・・・でも、これがまた泣けてくるんだよな。美香の隠していたことは子どもがいるのかと思ってたら、バツイチ女性だっただけ。結婚するのが不安というキャラ設定にはぴったりだ。

 なんといってもハリウッド並のCG特殊効果。機体が二つに折れて沈みゆく様は『タイタニック』と同じ感覚。マンネリ化はしょうがないが、正義感に溢れる純朴青年の姿ってのは見ていて心地よい。テーマ曲のシェネル「ビリーヴ」もgood♪

kossy