「何となく見入ってしまう意欲作」ブリューゲルの動く絵 movietravelarさんの映画レビュー(感想・評価)
何となく見入ってしまう意欲作
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DVDで見ました。
<ストーリー ☆>
絵画鑑賞が好きな自分でも退屈に感じる凄まじく遅いテンポ。起承転結がどこにあったのだろうかと思うわかりづらい展開。ただ抽象的で詩のような台詞が作品に独特の雰囲気を加えています。
<キャスティング ☆>
唯一見たことあるな、と感じたのが十字架にかけられてしまう青年の母親役。いわゆる美人さんではありませんが、画面で存在感を出しています。
<画面 ☆☆>
どこを切り取っても絵になります。
台詞も説明も少ないのになぜか見入ってしまった96分。
映像で見ている人に感じさせるものがある、それこそ映画なのかと思わせられた作品です。
ピーター・ブリューゲルの絵のことをもっと勉強していたら、より深く楽しめたかもしれません。
以上をふまえて2.0点です。
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