「考えさせられる終わり」テイク・シェルター αさんの映画レビュー(感想・評価)
考えさせられる終わり
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マイケル・シャノンが期待どおりの怪演。
じわじわとむしばまれていき、ラスト30分前のブチ切れ。キタ!
彼が恐れていたものは結局なんだったのか…あの悪夢は…そしてラストシーン。
ホッとさせられて、安心して終わり…とはいかない。
現代人がかかえる漠然とした不安示唆しているようで、あれは何だったのかと考えさせられ、不気味。十分幸せなはずなのに、どこかで不満や不安を抱き、どうにかしなければと焦ってしまい、でもどうすればいいのか答えはでない。
なんと言葉にしていいのかわからないモヤモヤ感。なにしろ不安の正体がわからないのだし…。それを映画という見えるかたちにして見せた作品。
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