生きてるものはいないのかのレビュー・感想・評価
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よくわかんないけど、人が急に苦しんで死ぬ
パンデミックものの日常系。始まりは青空のもと病院のベッドの上でイヤホンで音楽を聴く少女の背中。会話のラリーが速い。五反田団の舞台だと確か死ぬ寸前におかしな動きになって何か一言言って死ぬを繰り返す大喜利的な不条理ギャグみたいな感じだったけど、映画だとそこまで身体性を感じる事ができないので単調な現象の繰り返しが助長。瞼を引っ張って閉じさせる。事態が悪化してるのに喋りのトーンが低いまんまなのが諦念感の表れか。血を全く見せないで死の恐怖を表現してるのが逆に新鮮。ラストは周りの人すべて倒れた夕陽の中染谷がたたずんでタイトル。
すごかった
劇中、染谷君が「よくわからないけど」と頻繁に言っていたけれど、ほんとにそうで、ひたすらみんな死んでいく。救いも何もないけれど、ラストシーンがすごい。 全体の流れ以外もおもしろかった。思わず笑ってしまうような会話が繰り広げられていたけれど、私たちの普段の様子もあながちあれから外れてもいないのかもしれない。そう考えると、色んなフツウの人々が、みな一様に終わっていく様の打撃力はかなり強い。うわさの「爆音上映」というので観たら、もっとすごかったろう
これも時代背景か。
好みが分かれると思いますが、名前は変わっても石井監督×原作が戯曲ということに関心を持てる方は、劇場で観るべき作品だと思いますので是非。観終わった時「ニーチェの馬」を思い出しました。両方観た方いませんか?★4.0 http://coco.to/4034
生きてるものはいないのか!
試写会でひと足先に観てきました。映像の綺麗さ、音の使い方それぞれが素晴らしかったです。正直はじめは笑っても良いものか戸惑ったのですが、近くの席から笑いが起こり、そこからは安心して笑うことが出来ました(笑)気になる点があったので、公開がはじまったらもう一度観られれば
と思ってます。とにかく音が凄かったので(特にラストシーン)是非劇場で観ることをおすすめしたいです!
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