「救われるが」灼熱の魂 okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)
救われるが
テーマは非常に重く、また表現のされかたも重い。導入のすばらしい映像から、のちは平凡な画が続くことに落胆もする。
一番のマイナスは不要なシーンを長く見さされる点。
バスや車、移動の映像が無駄に長い。会話のまわし方も国営放送ドキュメンタリーかと思うほど味気ない。屋外から屋内へ移動のワンパターン。あと約三十五年の隔たりを撮り分けられているのか疑問。二つの時代がまったく同じ空気感。
丁寧な作りではあるが、あまりに作品世界を大切にしてか映画全体の抑揚がなくて退屈する。
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