「.」夢売るふたり 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅(CS放送)にて鑑賞。この監督は『ゆれる('06)』、『ユメ十夜(第九夜・'07)』に次いで三回目。序盤~中盤はコミカルに描かれるが、後半の修羅場で雰囲気や印象がガラリと変わる。脇をしっかりと実力派が固めている。この監督は登場人物を客観的に描く、突き放した様な描写が特徴的だと感じた。ラストに向け突如、視点が松たか子演じる“市澤里子”に変わってしまったかの様な印象を受けてしまうのと“堂島哲治”のキャスト、笑福亭鶴瓶がやや残念に見えるのが減点ポイント──それでも、充分合格点。60/100点。
・鑑賞日:2015年11月29日(日)
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