家族の庭
劇場公開日 2011年11月5日
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幸せ
ダメダメな人達がお互いの孤独や悲しみ、嬉しかった出来事を分かち合う関係性が、とても羨ましく感じました。マイク・リーの作品に出てくる人達はいつも、特別美しくもなく、賢くもなく、お金持ちでもなく、労働者階級です。だけど鑑賞した後にいつも優しい気持ちになるのは、見えない心の部分を分かち合っているからだと思うのです。トムとジェリーを中心とした沢山の人との交流や分かち合いは、陽だまりの様に暖かいままずっと私の心に残り続けています。
偽善ぽい夫婦と、満たされないアル中女性の対比が見ていて悲しい。マイク・リーならではの弱者への同情の眼差しが感じられない残念な作品。
きれいごとじゃない現実を突きつけられて心にグサグサささって目をそむけたくなるような大人のみじめさ哀れさを目の当たりに見せられて、だからじゃあよし頑張ろうと、よっしゃ負けへんで!となる所が良かったです。「秘密と嘘」に続いてマイク・リー作品2作目ですが、他のも見てみたい。私はマゾか。
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