「どんな命も、生きてる生きてく!」映画ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマルアドベンチャー しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
どんな命も、生きてる生きてく!
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ドラえもん(映画)シリーズ第32作。
小学館創業90周年記念作品。
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作エピソード(モアよ、ドードーよ、永遠に)は既読です。
普段はあまりフィーチャーされないのび太くんのパパ、のび助が大活躍する本作。大活躍と言っても、ドラえもんたちと冒険を繰り広げるのは、子供時代ののび助でした。
お互い親子とは気づかず、冒険の中で友情を育んでいくのび太とのび助。のび助は危険を省みず、友達の危機には敢然と飛び込んで、絶対に助けようと行動する…。このパパあって、のび太くん有り。時空を超越した絆に涙がこぼれました。
乱獲で絶滅した動物たちが暮らしている島は理想郷だし、実際そう云う場所があれば…、と夢想せずにはいられませんでした。人類の過ちであり、決して忘れてはならないな、と…
連綿と繋がれて来た命にも想いを馳せました。我々は、ご先祖様から受け継がれて来た命を生きている…。正しいことも間違ったことも、全部引っくるめて家族の歴史で血の轍…
そして今日も、これからも、生きてる生きてく!
[余談]
空気砲などの武器系のひみつ道具やどこでもドア、タケコプターが根こそぎ使えないと云う事態にハラハラしました(笑)。
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