劇場公開日 2011年8月13日

「舞台設定を許容できるかどうかが、最大の鍵」夏の終止符 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5舞台設定を許容できるかどうかが、最大の鍵

2011年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

“三大映画祭週間2011”

鑑賞直後は、

無骨 vs 優男

男の矜持のぶつかり合いに
鳥肌が立つほど痺れたのですが、
冷静に考えると、なぜあの島に、
放射能が野晒しにされていたのか謎。

普通にガイガーカウンターを突っ込める、
寒いからと暖をとるために放射能へ顔を突っ込む。

ありえねぇ~~~

鑑賞後、時間がたつにつれ、
大真面目に作られていただけに、
余計に、コメディだったのかとの
思いが、強くなってくる(苦笑)

男の矜持
小人の恨みの怖さ
閉ざされた空間の
閉塞感がなせる業

人の醜い部分に、
真っ向から向き合っていただけに、
冷静に考えれば考えるほど設定が(笑)

少しひねくれた『相棒』
プチ『エッセンシャル・キリング』

そんな風情も漂わせていました。

放射能の設定に目を瞑れば4.5点。
目を瞑れないと根底から覆るので1点かな(苦笑)

septaka