デンジャラス・ランのレビュー・感想・評価
全12件を表示
言っちゃイカンことだが
トニー・スコットの作品が実は大好きで、100件弱のオレのレビューの中では意外と彼の作品について触れている。最後の監督作品が「アンストッパブル」というのはちょっと悲しいが、いたしかたなし。一番すきなのは、「マイ・ボディガード」だが、「スパイ・ゲーム」「ラスト・ボーイスカウト」も大好きだ。これからも彼の遺した作品を存分に楽しんでいくつもりだ。(「リベンジ」また観たいなあ)
サンキュー、トニー。
さて「デンジャラス・ラン」
まあ、いかにオレがデンゼルさんが好きだと言っても、まあ、劇場で見に行くつもりは全く無かった。けれどもつい見に行ったのは、先のトニー・スコットの件と、アホみたいに忙しくなり、ただアホみたいな映画が観たくなっただけである。ただアホみたいな映画といっても、コレを選ぶあたりがオレの小物ぶりを物語ってはいるが。
本作の興味は当然のことながら
「トニーでないデンゼルのアクション・サスペンスものはいかに」と
時期的にはズレはあるが、心情的に
「トニー亡き後の、デンゼルのアクション・サスペンスものはいかに」
という点に集約される。
トニーとデンゼルコンビが大好きなオレとしては、あったりまえの観方なのである。
だが、本作、デンゼルさんの優しさを感じるだけの映画でしかなかった。既にじじいの域に達するデンゼルさんは若い映画人のためにお金を出してあげただけ、と言う風にしか思えないほど、デキがひどい。
けっこう豪華なキャストだが、脚本はありきたりどころか、あくびが出るほどつまらない展開およびアクションシーン。
どうなってんだ、この退屈さ。
SAFE HOUSEに侵入者という切り込み方はどう考えても、内部に悪者がいないわけが無いのだから、そこから話がスタートして、内部に怪しいやついるけど、普通に怪しそうなヤツが悪いヤツで終わってるので、つまらないアクションをみせられながら、ああ、オチはどうせああなんだろ、とか考えていたら、ホントにそのとおりでしたわ、という序盤から読めてしまってもうダメ。
ベラ・ファーミガはしょぼいミス・リードのためだけに出たのか、というほどすげえ無意味な使い捨て。とはいっても、今回はあんまり存在感はなかったが。
デンゼルも、もうひとりのヤツも、襲撃者がCIAの回し者と分かっているのに、ただぶっ殺す。
殺される前に殺すっ、は分かるが、どうも納得いかん。
もうひとりのヤツはバカだし、CIAの回し者もあっさりクライアントを白状してんじゃねえよ。
そこまでコキ下ろして言うのもなんだが、この本をトニーが、と妄想しても始まらないが、アクション・シーンや撮影はやはり彼らしい絵にはしてくれただろう。ストーリーはつまんなくともね。
「ザ・ウォーカー」は面白かったが、今後のデンゼルにちょっとだけ心配なオレでした。
デンゼルの自己満足要素あり
スパイを主人公に据えた映画はたくさん作られてきましたが、今回はその集大成とも言える出来。映像はリアルです。
デンゼル・ワシントン。
=見ていない人は注意=
意識してなくとも、彼の映画をたくさん見ているのですが、歴々の演じてきた役たちの、結末に死んでしまうことの多いこと。
なかでも今回は珠玉の演技。こんな死にかた前例がないのでは?
「今回はどんなふうに死のうか?」なんて、監督と打合せしながら作ったのでは?なんて邪推してしまいます。
2013.2.28
ブレンたん・グリーソン祭り〜
早速ネタバレですが、ブレンたんが黒幕でーす。ってほぼベラ・ファーミガとの二択で、ブレンたんの方が悪役っぽい顔だから意外性なし。もっとうまくひっぱれ。
最初「デンゼル・ワシントン?」だったが髭剃って髪切ったら「デンゼル・ワシントン!」だった。
「ああ面白かった、おしまい」で翌日に忘れても問題ない。
「極上の悪」??
「極上の悪」とか「お前は悪魔と逃げている」とか、
デンゼル・ワシントンの悪人ぶりに興味を持っていたのですが、
全然たいしたことない。
「32時間」というキーワードも映画の中では全くフィーチャーされず。
「デンジャラス・ラン」というタイトルも原題「Safe House」の方がよいのでは?
もう、映画宣伝は信じることができません。
展開的にも、主人公の知的な攻防があれば、もうちょっと楽しめただろうに。
デンゼルの白い歯。
題材も内容も非常に古めかしいのに、映像だけは最新鋭!
みたいな作品で(もちろん誉めてます)
まぁ~揺れる揺れる、近い近い、飛んだ飛んだ、の三拍子^^;
今やこれで臨場感を出すのは当たり前になってきたけれど、
こういう類の作品にはどっちが重要になるんだろうな~なんて
いちいち考えながら観てしまった(ドラマとアクションの比率)
デンゼルをはじめ、豪華なキャストが揃った本作は、
最後まで楽しんで観られるサスペンス劇(ロマンスも入ってるし)
になっているので、後半のもたつくところまで緊張感は保てる。
しかしCIAってどれだけとんでもない組織だよ、って思う作品が
最近多くて仕方ない気がするんだけど…^^;
(今回もこんな隠れ家に税金どんだけ使ってんだって話)
汚職警官の闇金とどっちが高いかな?なんて番付に載りそう…。
なのでいくら凶悪犯と銘打ったところで、デンゼルが悪い奴じゃ
ないのは(顔から見ても)分かってしまうし、それでもってあの、
グリーン・ランタン^^;の彼、レイノルズ君があの気弱そうな顔で
どうしよう、どうしよう、なんて困りながら追いかけるもんだから、
観ているこっちの方が、どうしよう~!なんてドギマギしてしまう。
(でもいちばんどうしような立場だったのは、あの彼女よね)
ま、でもこれで演出的に掴みはOK!だったんでしょう。
推理的には、、、う~ん。これも割と普通で、内通者が誰なのか。
そのあたりも勘がイイヒトは(出演者少ないですから)分かるかも^^;
まぁそんなことより皆さんの(この豪華キャストの)演技を観てね!
ということなんだろうと理解できるつくり方。チャレンジしてます。
飽きはしません!どうなるんだろうとドキドキします!エェっ!と
驚く二人の運命はこの後いかに…!というわけで、
老けてもカッコいいS・シェパードと、同じく老けてるR・パトリック、
色っぽいV・ファーミガや、新進N・アルネゼデールが楽しめます。
(デンゼルの健康的な白い歯はあまりに魅力的、悪人に見えないの)
よくある話ながら、デンゼルはさすが!
原題は、「セーフ・ハウス」
CIAが世界中に持っている、重要情報保持者の身柄を確保し、尋問するための隠れ家のこと。
ストーリーはよくある話だけれど、この隠れ家に目を付けたところが、この作品の良いところ。
舞台は、南アフリカ。
そのCIAの隠れ家の退屈な管理「客室係」をしているのが、新米のマット。
世界中から指名手配されている危険人物が、デンゼル演じるトビン・フロスト。
そのトビンが≪客≫として泊まることになったことから、始まる逃走劇。
立場の違う二人が逃走するのだから、当然行動の食い違いが出てくる。
切れ者の諜報部員だったトビンと、新米の諜報部員マットでは、生き方が当然違う。
その対比が良い。
焦燥感とスピード感が、作品を盛り上げる。
武装集団の容赦ない攻め込みも良い。
ただ、デンゼルが普通に悪いヤツであるわけがなく、良いヤツに決まっているという思いが私の中にあるので、作品内容はイマイチかな。
でも、デンゼルの渋い演技に惜しみない拍手を。
デンゼル・ワシントン好きなら観てもいいかな程度
予備知識なく、
単純に デンゼル・ワシントンが好き という理由で観賞。
ストーリー的には、もう少しひねりが欲しかった。
ハラハラ・ドキドキはカーチェイスのみ。
ただ、ただ、デンゼル・ワシントンの立ち振る舞いだけは惚れ惚れ。
ラストでなんだか不完全燃焼。
どうせならハッピーエンドにしちゃえばいいのに。
いい人デンデルさん
キャッチコピーをみると、デンゼンさん悪役のようですが、どうみても
いい人でしょう。みる前からわかってるのだから、こんなおもわせぶりの
コピーはいらないと思いますが。もしかして、担当宣伝マンさん、本編
みてない? 悪魔はしいては、あのデータの入ったチップのことになるの
では。なにせあのチップのために、たくさんの命が奪われたのですから。
普通…地味だったかな…
可もなく不可も無く…。
こんなことしか感じませんでした…。
各国の政府から狙われる羽目になるデンゼルワシントン。
誰が組織内の裏切り者かってこと含めてお話は面白かったです。
ただ…
別にびっくりする内容も出てこず、普通に終わりましたよ。
デンゼルワシントンは悪役と思いきや、最後はいいものになってて、よしよしでした。
アクションがムチャクチャすごい!とか、ラストでびっくり!とか欲しがってはダメでしょうか?
画面のザラザラ感はふんいきでていてよかったです。
デンジャラス・ラン
よくある話といってしまえばそれまでだが、単純明快、ハラハラ・ドキドキ面白く見られた、しかし女は要らなかったな、中途半端なカラミ方で、ラストも意味不明、こういう映画は気持ちよく、スカッと終って欲しい。
映画に出てくるCIAはいつも悪者だな
デンゼル・ワシントンのアクション映画
内容は良くある話で、
デンゼル・ワシントンが内部の悪い秘密を持っていて、
口封じの為、命を狙われる。
どうにかこうにかして、最終的には悪事を暴くという映画。
この手の話はいかに絶望的な状況をクリアしていくかという所と
真の悪者は誰で、いかに終盤までばれないで物事が進むかが
見所だと思っているのだが、
今回の作品は物足りない。
アクションが凄いわけでもないし、
悪者のディテールも細かくなくアッサリしてる。
何を主に置いた作品なのかパッとしない、普通の作品。
それにしてもいつも思うのは
映画に出てくるCIAには悪いやつが多い。
TVCMとイメージが違った
デンゼル・ワシントンやスパイものは大好きなので期待してみた。
が、ストーリーはありきたりだし、撮影の仕方がとてもわかりづらくて、
私はつまらなかった。
デンゼル・ワシントン訳の伝説のスパイが背景があまり描かれていないので
説得力にかけるし。
心を操る天才、とやたらに強調しているのに、そういうシーンが全くなくて、
アクションばかり。
全12件を表示